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[あらすじ] ミネソタ無頼(1964/伊=仏=スペイン)

無実の罪で、鉱山で強制労働をさせられている有名な早撃ちガンマン、ミネソタ・クレイ(キャメロン・ミッチェル)は、機を捉え脱獄する。向かった先は、ニューメキシコ州メサ・エンカンターダの町。その町に無実を証明できる証人、昔馴染みの賭博師フォックスがいるのだ。途中、盗賊団オルティス将軍(フェルナンド・サンチョ)の父と将軍の情婦エステッラ(エテル・ロホ)の馬車が、ならず者に襲われているのを、助ける。そして町に着くと、早速フォックスを探しに、酒場へ行く。が酒場で彼を取り囲んだのは、先程の襲った連中だった。(まだまだ続きます)
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「野郎!」と撃ったやくざ者の銃ははじき飛ばされていた。クレイの銃から煙が立ち上っている。「皆な、やめろ。」と出て来たのは、フォックス(ジョルジュ・リヴィエール)だった。「そいつは、あのミネソタ・クレイだぜ」。

「久しぶりだな。えっ、証人?俺はお尋ね者だぜ。証人に立てる訳がねぇ。それに、今はそれどころじゃねぇんだ」。元々この町はオルティス将軍の率いるメキシコ人盗賊団に定期的に襲われていたが、それに対抗する為、保安官に選ばれたのがフォックスだった。が、彼は逆に仲間を集め、今は町を牛耳っていたのだ。

その後町へ出たクレイは、馬が暴走した娘さんを助けるが、それは昔幼い時に別れた実の娘ナンシー(ディアナ・マーティン)だった。そして、脱獄したクレイに1万$の賞金が掛けられたという話が伝わって来る。

オルティス団とフォックス一味。そこへ凄腕だが、1万$の賞金首クレイ。そしてスッテラが奇妙な動きを始める。又、クレイは、段々と目が見えにくくなっているのに気付き始めていた。90分。

主役のキャメロン・ミッチェルはBAMBI賞[独で最も古いメディア賞と言われる]を2度(’57年、70年)受賞している。監督のセルジオ・コルブッチは多作だが、フランコ・ネロを起用した「続・荒野の用心棒(’66)」で一躍世界に躍り出るのは、本作の2年後のことになる。

(評価:★3)

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