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[あらすじ] 右門捕物帖 片目の狼(1959/日)

五人の武芸者の首つり死体が野原で発見される。騒ぎ立てる八丁堀同心‘あばたの敬四郎’(進藤)と子分‘チョン切れ松’(喜味)をしり目に‘むっつり右門’こと同同心近藤右門(大友)は現場で弓のつるを拾う。首の跡と一致し、他殺と断定。そのつるは普通のものではなく、大弓堂の主人六郎衛門作と目を付けた右門は、早速乗り込むが、屋外からの矢で主人は殺されてしまう。逃げ出した番頭(夢路)を追いかけた右門の子分‘おしゃべり伝六’(堺)だったが、追いつく前に番頭も殺されてしまう。(まだ続きます)
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そうこうしている内に、例の5つの死体が番屋から消えてしまう。後には「返上仕り候 片目の狼」の書き付けが。単なる殺しではなくバックに不穏なものを感じた右門は後ろ盾(うしろだて)の老中松平伊豆守(山形)を訪ねる。そして将軍家の寛永寺参詣が近々有り、伊豆がその責任者で、5人の武芸者は実は各大名の動向を探らせていたお庭番だと知らされる。そして書き付け通り、伊豆守の門前に5つの死体が打ち捨てられていた。

片目の狼とは?何を企む?その手立ては?暗躍する猿回し(沢村)。遊び人牛若の半次(里見)も絡んで。87分。

佐々木味津三原作「右門捕物帖」の映画化。右門1代目は嵐寛寿郎。大友柳太朗は2代目で本作が第1作。シリーズは7作続いた。

(評価:★3)

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