[あらすじ] ヴィオレット ある作家の肖像(2013/仏)
第二次大戦を通して、方便として偽りの夫モーリス(オリビエ・ピイ)と隠棲を余儀なくされていたヴィオレット(エマニュエル・ドゥヴォス)は、夫からは小説を書けとの勧め以外はもたらされることなく燻ぶっていた。彼の元を離れたヴィオレットは半ば運命的に、成功した女性作家ボーヴォワール(サンドリーヌ・キベルラン)の小説に出会う。彼女は自伝的作品『窒息』を上梓し、ボーヴォワールにそれを読んでもらうべく彼女の部屋のドアを叩いた。果たしてボーヴォワールはこれを絶賛、ヴィオレットは作家ジュネ(ジャック・ボナフェ )、信奉者ゲラン(オリヴィエ・グルメ)の知己を得て出版を約束されるが、その欲求は満たされぬままであった。〔139分〕
(水那岐)
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