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[あらすじ] 鍵がない(2005/日)

夕立の駅。美沙子(つぐみ)は、途方に暮れて雨宿りしていた処を、父親の沢木(大森南朋)を迎えにきた娘・日菜(小栗万優子)に傘を貸してもらった。…それも今は過去のこと。フードを被って土砂降りの街に駆け出した美沙子は、アパートまで来て部屋の鍵をなくしてしまったのに気づく。雨も止んだ夜の街を、彼女はひとりさまよう。だが、そのうちに沢木の手元に合鍵を残してきたことを思い出した美沙子は、震える指で電話のボタンを押す。彼女の耳には、慌て気味の沢木の声の背後に、日菜のはしゃぐ声と、典子(目黒真希)という沢木の恋人の声が聞こえてきた。電話を切った美沙子の歩く街は、思いがけず優しく彼女を包んでくれた。〔83分/カラー/デジタルビデオ〕
(★5 水那岐)

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