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[あらすじ] ニックス・ムービー 水上の稲妻(1980/スウェーデン=独)

ハメット』の製作を控えた映画監督ヴィム・ヴェンダース(本人)は「一緒に映画を撮る」という約束を果たすため、友人であり、肺癌を患っているハリウッドの巨匠ニコラス・レイ(本人:以下ニック)の下を訪れる。2人は自分達自身の関係を描いたストーリーの映画を自ら出演して作り始めるが、撮影中にもニックの病状は目に見えて悪化を続け、さらにはそれを見守るヴィムも撮影がニックの負担になっているという自責の念に苦しめられる・・・。
HW

この映画の撮影終了の約1ヶ月後に他界したニコラス・レイ監督が彼を師と仰ぐ友人ヴィム・ヴェンダースと共同で作り上げた遺作で、内容はフィクションともドキュメンタリーとも言い難い非常に特殊な異色作となっている。

なお、本作の撮影を通じ、当時ニコラス・レイの下にいたジム・ジャームッシュとヴェンダースが親交を深めた事も有名。

(評価:★4)

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