[あらすじ] 宇宙戦争(2005/米)
港湾労働者のレイ(トム・クルーズ)は週末を過ごすために、別れた妻(ミランダ・オットー)の子供たち(ダコタ・ファニング、ジャスティン・チャットウィン)を家に迎えた。間もなくして異常な嵐が街を襲い、様子を見に外へ出たレイは、信じ難い光景を目にする。稲妻が落ちた道路の亀裂から、巨大な物体が姿を現したのだ。それは地上のすべてのものを焼き払い、人類への総攻撃を開始したのだった・・・。
この時を待っていた!
1953年のジョージ・パル版『宇宙戦争』がリメイクされると聞き、しかもそれがスピルバーグ監督&トム・クルーズ主演によるものだと知り、興奮せざるを得なかったのを覚えている。
旧作は、わたしが映画狂の道に入るきっかけとなった作品、いわばバイブルに等しい。それをリメイクしたとなれば、オリジナル版と比較するのは必至である。もちろん、あの’53年版を超えられるものか、という気持ちも実際あった。
しかし、見事にやられた!
主人公はブルーカラーの労働者。科学者でも大統領でもスパイでもない。普通の父親だ。その視線は我々一般市民をまったく同じもので、家族を守りたいという親の気持ちも我々と同じだ。この構図が新鮮だった。
ドラマとしての面白さのみならず、SF映画としての見せ方も上手い。特に旧作へのオマージュが満載で、嬉しくなってしまった。
あと2〜3回は見ないと冷静な評価は出来そうにない。今はただ、興奮してキーを叩いているだけだ。
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