コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] アレクサンダー大王(1980/伊=独=ギリシャ)

「ブラボー20世紀!」威勢よく明けた1901年元旦、ギリシャ。アテネではイギリス人貴族が浮かれていた。同じころ、刑務所から通称「アレクサンダー大王」という政治犯が仲間を引き連れて脱獄、彼はポセイドン神殿を見物していたくだんの貴族たちを拉致し、娘のいる故郷の村を目指す。大王は政治犯の釈放と村の地下にある石炭の権利を要求する。村は大王の同志だった「先生」の指導のもと、理想的なコミューンを作り上げていた。村人は大王一行を歓迎したが、対立はすぐに現れた。大王側は元自分たちの土地が共有されていることに不満を露わにする。彼らは共産主義を認めてはいなかった。武力で勝る大王側は次第に村に圧力をかけてくるようになる。間に挟まって悩む先生と大王の娘。人質交渉の結果、政府は土地の譲渡を許す。勝利に湧く村人、だが皮肉にもこれが内部抗争の引き金となる。政府軍に包囲され、閉鎖された村の内部でついに凄惨な内ゲバが始る・・・
(★4 ジョー・チップ)

投票

このあらすじを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。