フリーターの伊藤雷（伊藤健太郎）は就職活動がうまくいかず、彼女にもフラれる。おまけに優秀な弟は京都大学に合格したと聞き、イラつく。今日のバイトの「源氏物語」のイベントの帰り道で、突然の雷鳴がとどろき、雷は気を失う･･･。目が覚めたら、そこは見知らぬ場所。怪しい人物としてとらえられた彼は、そこが「源氏物語の中の世界」だと気づく。弘徽殿女御（こきでんのにょうご）（三吉彩花）が病で祈祷を受けていることを知ると、たまたま現代から持ってきた頭痛薬で、治してしまう。そこで彼は「私は陰陽師の伊藤雷鳴」と名乗り、女御に仕えることに･･･。