高校生のデヴィッド（ヘイデン・クリステンセン）は父親と二人暮し。母親は彼が５歳の時に、家族を捨てて家を出て行ってしまった。ある日、冬の川で溺れかけ、そのときに夢中で図書館に「ジャンプ」してしまった。かれは自分に瞬間移動が出来る能力の持ち主である事を自覚し、酒びたりの父親から離れて自立するために、銀行の金庫室にジャンプをする…。８年後、彼はＮＹの豪華マンションで悠々自適な生活をおくっていた。そんな彼の前に「パラディン」のローランド（サミュエル・Ｌ・ジャクソン）と名乗るなぞの男が現れてから、彼は次第に追い詰められてゆくのだった。