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sawa:38さんのあらすじ: 投票数順

★4戦艦大和(1953/日)「天1号作戦」発動により、軽巡洋艦矢矧、駆逐艦8隻(朝霧・浜風・磯風・霞・涼月・冬月・雪風・初霜)とともに徳山沖出撃す。目的地は沖縄。海岸に座礁させ、陸上砲台として沖縄守備隊を援護し、最後は陸兵として切り込むべし。日本軍側の航空援護無し、燃料は片道分のみを給油。だが、1945年4月7日、14時22分、徳之島北西320キロの地点を航行中に、米艦載機386機による攻撃をうけて爆弾6、魚雷10を被爆。世界最大の巨艦『戦艦大和』は乗員2498名とともに水深430メートルの海底に没した。救助者は269名。米側戦死者は14名。「大和」水上特攻を描く新東宝戦記シリーズ<104分/白黒> [more][投票]
★4潜水艦ろ号 未だ浮上せず(1954/日)太平洋戦争終盤、制海・制空権を失った日本海軍は敵機の来襲に怯えながらも潜水艦による果敢な輸送作戦・雷撃戦を行っていた。僚艦い号と共に母港横須賀へ帰投した乗組員たちは僅かな陸の時間を満喫する。家族と静かな時を過ごす艦長、芸妓と将来を誓い合う者、そして新たな恋を感じる者。だが満身創痍になりながらも出撃を繰り返す「ろ号」に最後の出撃命令が下る。乗組員たちの一切の事情を切り捨て「ろ号」は出航した。目指すは原爆輸送の大任を担う重巡インディアナポリス! [more][投票]
★4大日本帝国(1982/日)昭和16年の太平洋戦争開戦から敗戦後の東京裁判までを東條(丹波哲郎)と4人の兵士たちのエピソードを絡めてパノラマミックに描く。小田島少尉(三浦友和)率いる陸軍部隊は開戦劈頭シンガポール攻略戦に参加、故郷に妻(関根恵子)を残した一兵卒の床屋の幸吉(あおい輝彦)ともども玉砕の島サイパンへと転戦していく。一方、真珠湾奇襲作戦に参加した歴戦の大門兵曹長(西郷輝彦)は特攻の直掩隊としてフィリピンにいた。特攻に失敗したクリスチャン学生江上(篠田三郎)とことごとく対立しながらも、二人はフィリピン山中への敗走を共にすることになるが・・・<東映/180分/カラーワイド> [投票]
★4新 女囚さそり701号(1976/日)政界に蠢く疑獄事件、その渦中の人物と噂される代議士三浦(中谷一郎)の秘書(范文雀)が何者かに拉致された。政界スキャンダルの証拠となるテープを所持していた為である。彼女はテープを妹のナミ(多岐川裕美)に託すが、姉は殺されナミは姉殺しの罪を被せられて投獄される。懲役15年。投獄されたナミを待ち受けていたのは、女囚たちによる執拗なリンチと、三浦代議士の意を汲みナミを始末しようとする所長たちの陰湿な罠だった。だがナミは耐え続ける。すべては陰謀を画策した奴等と自分を裏切った恋人への復讐の為に・・・梶芽衣子主演作から2年半ぶりに新シリーズとして復活した第一弾。<東映/88分/カラーワイド> [more][投票]
★4緋牡丹博徒 一宿一飯(1968/日)緋牡丹博徒』シリーズ第二作。明治17年、熊本の矢野一家の再興を成就する為に各地で修行を積む「緋牡丹のお竜」こと矢野竜子(藤純子)は上州の戸ヶ崎一家に身を寄せていた。その頃の上州では悪徳高利貸しの締め付けで生糸農家は困窮の極みにあり、戸ヶ崎一家がその調停に奔走していたのだが、戸ヶ崎の舎弟分笠松一家が裏で上州一帯の利権を得ようと戸ヶ崎を巧妙な罠で壊滅させてしまう。筋の通らぬ道理にお竜は単身笠松へと乗り込むが・・・笠松の懐刀に菅原文太、お竜を助ける侠客に鶴田浩二、そして背中の緋牡丹が上州の地を血で染める。<東映(京都撮影所)/カラーワイド/95分>[投票]
★5女囚さそり 第41雑居房(1972/日)暗く底冷えのする地下の独房で「さそり」こと松島ナミ(梶芽衣子)の眼が光る。どれほど凄惨な仕打ちを受けようとも所長(渡辺文雄)への復讐心が増すだけだ。そんな「さそり」の巻き添えで懲罰を課せられる他の女囚たちも「さそり」に対し敵意を剥き出しにする中、またしても「さそり」は脱獄をした。6人の女囚(白石加代子等)と「さそり」の逃避行が始まる。篠原とおる原作の人気劇画を映画化した『女囚さそり』シリーズ第二弾。<東映東京/カラー/89分>[投票]
★1赤いブーツの女(1975/伊=仏)フランソワーズ(カトリーヌ・ドヌーブ)は新進作家、画家の卵のリシャールと同棲しているがその関係は互いを縛らない不思議な関係だった。大富豪のペルー(フェルナンド・レイ)は彼女の美しさに心を奪われ、執拗に彼女を監視し始めた。だが、彼女は自らの作品に興味を持ってくれた若い出版社主ヴィリエに惹かれ手紙をしたためる。ペルーはヴィリエに対して陰湿な画策を始め、3人の男と美しすぎる1人の女との奇妙な4角関係が始まった。 [投票]
★1Interview(2000/韓国)パリで映画の勉強を終えたウンソク(イ・ジョンジェ)は故郷の韓国で「愛についての真実」を探ろうとドキュメンタリー作品の制作に取り掛かった。全篇を街頭の人々のインタビュー形式で構成する為、次々にインタビューを重ねていく中、ビデオに映っていた美容師のヨンヒ(シム・ウナ)という女性と出会った。魅力的な笑みの中に含まれる哀しい表情。多くを語らない謎めいた彼女に惹かれていくウンソク。・・・実際の一般人のインタビュー映像と役者の映像との境目が取り払われた斬新な作風でアジアでは初、世界的には7作目となる「ドグマ映画」の認定を得た。またシム・ウナの引退作でもある。108分。[投票]
★4解散式(1967/日)関東一円に勢力を張っていた関東三和会は世論の追及により解散され、傘下の各組は建設会社等の正業へ転進を余儀なくされていた。そんな折、8年の刑期を終えて沢木(鶴田浩二)が出所してきた。8年ぶりのシャバは高度成長期の波で変革しており、着流し姿の沢木には違和感が残った。その沢木を待っていたのは、元の幹部達による石油コンビナート建設を巡る利権争いだった。そしてその土地にはかつての内縁の妻三枝(渡辺美佐子)が少年(俺の子か?)と共に細々と暮らしている事を知った。三枝を巻き込むやくざの抗争に任侠に生きる男の堪忍袋の緒が切れた・・・<東映/カラーワイド>[投票]
★5きけ、わだつみの声(1950/日)第二次大戦中のビルマにおける「インパール作戦」で敗走する陸軍部隊。この部隊にも多くの学徒兵が下士官・兵として徴兵されており、見習士官の牧(沼田曜一)もそのひとりであった。ある日牧は二等兵として応召された恩師の東大助教授大木(信欣三)と出会う。士官学校出の上官たちとの軋轢を生じつつある中、部隊は退却命令を受けて移動を強行するが、重傷者たちは陣地を死守せよとの名目で残留させられることになった。置き去りにされる傷病兵の中にも学徒兵が含まれていた。1949年の刊行以来最大のロングセラーを続ける戦没学生の手記『きけ、わだつみの声』をもとに映画化。<東横/109分/モノクロ>[投票]
★3日本海大海戦 海ゆかば(1983/日)明治38年、日露開戦2年目を迎えた連合艦隊は黄海海戦で傷ついた艦の修理の為、母港で慌しい日々を送っていた。遠く欧州を出港したバルチック艦隊が何時、日本海に出現するか? 日本の運命は司令長官東郷平八郎(三船敏郎)の肩に掛かっていた。そんな中、旗艦三笠の軍楽隊に神田(沖田浩之)が配属されてきた。神田を慕う娼婦のせつ(三原順子)は呉・佐世保と神田を追いかけるが、彼女の激情を受け止め切れない神田は何度も彼女を突き放す。だが、そんな若者たちの事情は問わず運命の出港の日はやってきた・・・69年の東宝版に対して83年に東映にて制作。両作品とも三船敏郎が東郷長官を演じている。<131分/カラーワイド/東映>[投票]
★3雲ながるる果てに(1953/日)昭和20年4月、米軍が沖縄に上陸を果たし戦局が敗戦へと向かっていた時期。ここ九州の航空基地は海軍特別攻撃隊の出撃基地となっていた。学徒兵である大滝少尉(鶴田浩二)と深見少尉(木村功)も出撃の日に備えていたが、基地を襲撃した米機の機銃掃射により深見は負傷する。翌朝は特攻出撃との命令を受け遺書を書くも、雨で延期。雨、雨、雨、人の心を玩ぶかのように雨が降り続く。また今日も一日生き長らえた若者たち。だが、誰もがそれが束の間の命である事は承知していた・・・[投票]
★5最後の特攻隊(1970/日)レイテ湾に殺到する米軍に対し、対抗する術のない帝国海軍は初の特攻作戦を敢行する。不覚にも生き残った宗方大尉(鶴田浩二)は特攻作戦に疑問を抱きつつも、後に皮肉にも特攻隊を護衛する直掩隊の指揮官となり、多くの部下を失っていく。死ぬことは許されず、ただ戦友の死を見届ける直掩隊という任務に苦悩する宗方大尉。そして・・・東映ヤクザ映画スターが総動員させられている作品。 [more][投票]
★4新仁義なき戦い 組長最後の日(1976/日)尼崎で起きたシャブ中女の殺害事件は、ヤクの売人同士の喧嘩からエスカレートし、やがて西日本最大の組織・坂本組と九州を支配下に治める玄竜会との全面戦争に発展しようとしていた。そして先ず血祭りに挙げられたのが玄竜会の岩木組長(多々良純)であった。突如、組長を失った跡目後継の野崎(菅原文太)は報復として坂本組へ刺客を放つ。だが、状況は変化し、関西と九州の戦争は手打ちが為されようとしていたのである。これに我慢ならない野崎は九州側の静止を聞き入れずに単独で行動を開始する。狙いは関西トップの坂本組長(小沢栄太郎)であるが・・・(深作文太)コンビの新シリーズ第三弾で最終作。(東映/91分)[投票]
★5新仁義なき戦い 組長の首(1975/日)昭和43年、北九州。流れ者の黒田修次(菅原文太)は大和田組組長の娘婿の楠(山崎努)の加勢をし敵対組長を暗殺する。だが7年の服役後、大和田組の大幹部として迎えられるはずの状況は違っていた。楠はヒロポン中毒で失脚していたのである。懲役に見合う報酬も無い門前払いに納得出来ない黒田は組の分裂騒動に便乗し、次の勝ち馬に乗るべく画策を始めるが、若頭の相原(成田三樹夫)もまた黒田を捨て駒として利用しようと動き出した・・・新シリーズの第二弾で前シリーズから独立したストーリー。<東映京都/94分>[投票]
★3新仁義なき戦い(1974/日)昭和25年、呉、山守組の三好万亀夫(菅原文太)は敵対組長を襲撃し、8年間服役した後仮出所してきた。8年に亘る歳月で山守組は隆盛を誇っていたが、組内部は若頭青木(若山富三郎)の台頭により内部分裂寸前の状況下にあった。青木の謀殺を願う組長の山守(金子信雄)は、青木と兄弟分の三好を自陣営に引き込む為の工作を画策し始めるが・・・・前5部作で完結したはずのシリーズを再び時代を戻し、人物設定も変更してのシリーズ再開第1作目。但し山守だけは役名も性格も相変わらずそのままである。<東映京都/98分>[投票]
★3うつつ(2002/日)池島(佐藤浩市)は中間管理職。結婚7年目を迎える妻(大塚寧々)と平凡な暮らしを送っている。妻が同窓会に出席し家を留守にした夜、池島は幾子(宮沢りえ)と名乗る和服の女と出会う。幾子は意外な言葉を口にした。「私の夫はあなたの奥さんと不倫しています・・・」動転する池島だったが、幾子の「悔しい、私たちも同じことをして復讐してやりたい・・」という誘惑の言葉に負け、彼女の虜に堕ちていく。だが、これは男が経験する恐ろしいドラマのプロローグに過ぎなかった。[投票]
★4ドラえもん ぼくの生まれた日(2002/日)今日はのび太(声:小原乃梨子)の誕生日だ。それなのにそれなのに、プレゼントどころかお説教。「パパとママは僕のことなんか可愛くないんだ、生まれてこなければ良かったんだー!」雨降る町へプチ家出してしまうのび太。そんなのび太を見かねたドラえもん(声:大山のぶ代)がのび太をタイムマシンで連れていった先は・・・若かりし頃のパパが走る走る。そして病院へ駆け込んだパパを待っていたのは「赤ん坊?」そう、この日は10年前ののび太の誕生日だったんだ!両親の姿を目の当たりにしたのび太は・・・<東宝/28分/カラー/ビスタビジョンサイズ> [投票]
★4劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト(2003/日)近未来、そこは人類の進化形態であるオルフェノクが人類にとってかわり支配する世界。少数派となった人類は「人間解放軍」を組織し、オルフェノクを操るスマートブレイン社と闘っていた。リーダーは園田真理(芳賀優里亜)、だがそこに乾巧(半田健人)ことファイズの姿はなかった。ライダー部隊の総攻撃によって行方不明となっていた巧に代わり、真理を支援する木場勇治(泉政行)等のオルフェノク反乱分子。木場は人類とオルフェノクの共存出来る社会を目指していたが、けっして一枚岩でない解放軍に対してスマートブレイン社の最後の総攻撃が始まった。救世主=ファイズは現れるのか![投票]
★3美しさと哀しみと(1965/日)作家の大木(山村聡)は20年前に不倫関係にあった音子(八千草薫)と京都で再会をした。音子は画家として大成していたが、かつての死産・別離という哀しみを胸の奥深くに閉ざしていた。音子の内弟子のけい子(加賀まりこ)は敬慕し、同性愛の関係もある師の哀しみの為に大木に復讐を誓い、大木を誘惑する。しかしベッドの中で彼女は言う「左胸は堪忍して、右だけにして・・」。そしてけい子の次なる相手は大木の一人息子を誘惑する事だった。追記:作中の音子の絵画は池田満寿夫が制作・指導にあたっている。原作は川端康成の同名小説で後にS・ランプリング主演でも映画化された。106分、松竹。[投票]