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kinopさんのあらすじ: 投票数順

★4ファンタジア(1940/米)世界大戦のさ中、ウォルト・ディズニーが有名なクラシックからイメージを膨らませ、アニメーションで表現すという斬新な試みを世に送り出した。製作時期が1930年代であることを考えるとその高い技術は驚異的であり、芸術性とともに現在もなお高く評価されている。作品は8曲のプログラムで構成されていおり、魔法使いの弟子に登場するミッキーは、ディズニーのシンボル的な存在となっている。(詳しいプログラムは解説に)また、60年を経て今度はアニメーションとオーケストラを融合させる形で「ファンタジア2000」として復活させている。(詳しいプログラムは解説に) [more][投票(4)]
★3小さな恋のメロディ(1971/英)ダニエル=マーク・レスターとガキ大将のトム=ジャック・ワイルドは大の仲良し。彼らは11歳の小学生。二人でいつも遊んでいるのだが、ある日、女子生徒がバレエの練習しているところを覗き見する。ダニエルはその時メロディ=トレーシー・ハイドを見つける。ダニエルは彼女に夢中になり、彼女もダニエルのことが気になり始める・・・。淡く切ない幼い頃の初恋を、ビージーズの「メロディ・フェア」の音楽に乗せて、微笑ましく優しく描いている。[投票(3)]
★3探偵スルース(1972/英)この映画どんでん返しどころの話ではない。二転三転と思わぬ展開が繰り返される。舞台はロンドン郊外の推理作家ワイク=ローレンス・オリビエの邸宅。ワイクは妻の愛人である美容師のマイロ=マイケル・ケインを呼び出し、保険金目当ての強盗話を持ちかけるのだが・・・。(これ以上書くと既にネタばれになるためここまで。)この映画の登場人物はほとんどこの二人だけ、終始彼らの駆け引きと成り行きを楽しむ作品。トイレで席を離せないとはこのこと。[投票(3)]
★4スター・ウォーズ(1977/米)ジョン・ウィリアムズの壮大な曲、「So long long ago・・・(遠い昔、遥かな銀河系で・・・)のテロップが流れる。帝国と反乱軍の戦いを描いたSFX超大作の記念すべき第1作目。ハン・ソロ、ルーク・スカイウォーカー、レイア姫、C−3PO、R2ーD2、チューバッカといった個性あふれるキャラクタが銀河で繰り広げる冒険活劇は万人の支持を受け、『スターウォーズ/帝国の逆襲』、『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』に続いていく。1997年にはジョージ・ルーカス率いるILMがCGの再加工と画像や音のデジタル化を施した特別編も公開された。[投票(3)]
★5ニュー・シネマ・パラダイス(1988/仏=伊)戦後のシチリアにある小さな村が物語りの舞台。村の唯一の娯楽はパラダイス座で上映される映画。この村で育つ少年トトも母親の目を盗み映画館に通い、映画に魅せられていく。映写技師のアルフレードの大きな愛情に包まれ、映画館を愛する村の人たちに囲まれトトは成長していく。資産家の娘エレナとの初恋とすれ違いを通し、故郷を後にするトト。全編、映画と人に対する愛情にあふれている。エンニオ・モリコーネの切ないメロディもこの物語の優しさをより一層引き立てている。カンヌ・グランプリ、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した不朽の名作。映画館で公開されたものと、ビデオ・DVD用の完全版の2バージョンがある。 [more][投票(2)]
★4サンドロット 僕らがいた夏(1993/米)60年代のアメリカ、夏。一人の少年がある町に引越してくる。彼の名はスコッティ。運動が苦手な彼は中々友達も作れず、寂しい思いをしていた。ところがある日、皆から慕われている野球少年のベニーが野球に誘ってくれ、仲間ができる。彼らは毎日、野球をしたり町に出かけて楽しい毎日を送っていた。ある日、野球をしていた時、家から持ち出した義理の父が大切にしていたベーブ・ルースのサインボールを怪物犬がいると噂されている家の中に飛び込ませてしまう。少年たちは、どうにかそのボールを取り戻そうとあの手この手と作戦を練るのだが・・・。 [more][投票(2)]
★3エマニエル夫人(1974/仏)フランスのソフトコア・ポルノ。エマニュエル=シルビア・クリステルは外交官の若妻でバンコクで待つ主人のもとへフランスからやってくる。バンコクの地で暮らす外国人たちの奔放な生活や性の哲学者マリオ=アラン・キュニーの導きで性の自由の喜びを知ることになる。この時、シルビア・クリステルは22才で映画を撮るまではモデルをしていた。 [more][投票(2)]
★3リバー・ランズ・スルー・イット(1992/米)ロバート・レッドフォード3作目の監督作品。弟のポール=ブラッド・ピットと兄のノーマン=クレイグ・シェイファーは厳格だが愛情のある牧師の父=トム・スケリットに育てられる。兄弟の性格は正反対で兄は真面目な性格であり、弟は自由奔放で無鉄砲な行いも気にしない。そんな彼らが共通に愛するのはフライ・フィッシング。やがて年月が過ぎ、違った道を生きていくのだが…。美しい清流をバックにフライ・フィッシングのロープが綺麗な弧を描き、兄弟の姿を水面に映す。そんな美しい映像を通し、郷愁と兄弟の愛憎を描いている。ブラッド・ピットファン必見の作品。[投票(2)]
★3ウェスト・サイド物語(1961/米)「ロミオとジュリエット」を60年代のニューヨークの下町にうつし、ミュージカルとして作られた。イタリア系のジェット団とプエルトリコ系のシャーク団は移民の若者達の集団。2つのグループは何かと競い合い無益な牽制を続けていた。しかし、ジェット団のトニー=リチャード・ベイマーとシャーク団のリーダーであるベルナルドジョージ・チャキリスの妹マリア=ナタリー・ウッドは、惹かれあい恋に落ちる・・・。「クール」、「トウナイト」などの名曲の数々は映画音楽のスタンダード・ナンバーとなっている。[投票(2)]
★2M:I−2(2000/米)ミッション・インポッシブル』の第2弾。トム・クルーズ自ら製作に加わり、ジョン・ウー監督により前作よりアクションシーンを満載した。主人公イーサン・ハントが今度は細菌キメラの奪還指令を受けテロ集団に接触する。[投票(2)]
★3A.I.(2001/米)近未来、子供をもつことも許可が必要な管理社会。全ての分野のテクノロジーは進歩し、人間の日常生活にロボットは不可欠のものになっていた。しかし、ロボットにはいまだ愛するといった感情を持たせることは実現されていない。サイバートロニクス・マニファクチャリング社のボビー教授は人工知能を持ち、愛することをインプットされたロボットのデイビッドを作り出す。試験的に社内で不治の病で直る見込みのない子供を持つスィントン夫妻の養子となる。モニカは寂しさからデイビッドが自分を愛しつづけるキーワードをインプットする。予想外の出来事もあり、デイビッドは夫妻の元を離れスーパートイのテディ・ベアとあてもない旅に出なければならなくなる。キューブリックの原案を彼と親交のあったスピルバーグが映画化した。[投票(2)]
★3シンドラーのリスト(1993/米)ドイツ人実業家オスカー・シンドラーはユダヤ人の労働力で人件費を浮かし大儲けを画策する。レストランで巧みに親衛隊の将校に取り入り人脈を広げていく。しかし、彼らと接しナチスの非人道的な行いを目にし、ひとりでも多くのユダヤ人を救おうと彼の工場に移そうとする。彼の作るリストが労働者のリストから命を助けるためのリストに変わっていく・・・。スピルバーグがモノクロの映像で3時間を超えるヒューマンドラマを無駄のない作品に仕上げている。[投票(2)]
★4となりのトトロ(1988/日)昭和30年頃の所沢が舞台に設定されている。このころは、まだ大きな木が茂る森や山、小川のせせらぎなど自然が普通にあった時代。そこに都会から大学で考古学を研究する父と娘達(サツキとメイ)が引っ越してくる。ふたりのお母さんは病気療養のため離れた病院に入院している。この田舎でふたりは森に住むトトロと出会う。妖怪でもない、動物でもないこの不思議なトトロと仲良くなるふたり。子供の時にしか見えなかった大切なものをそっと教えてくれる優しさあふれる宮崎アニメ。スタジオ・ジブリのトレードマークにもなっている。[投票(2)]
★3スタンド・バイ・ミー(1986/米)オレゴンの田舎に住む少年達が、行方不明になった少年の遺体を捜す冒険にでるエピソードを軸に、少年時代の思い出を描いている。原作は有名なホラー作家のスティーブン・キング。森、鉄橋、仲間、友情、冒険。少年時代の映像のバックにタイトルにもなっている曲スタンド・バイ・ミーが流れる。『ハリウッド・ミューズ』に出演もしているロブ・ライナーがこの作品で少年時代に誰もが持つ切ない思い出を描いている。[投票(2)]
★4羊たちの沈黙(1991/米)FBI訓練生のクラリス。彼女は猟奇的な連続殺人の捜査に抜擢され、手がかりを得るため獄中に隔離された元精神科医の殺人鬼レをター・ハンニバルに会う。彼から得たヒントを手がかりに犯人に近づいていくクラリス。本当の怖さを演じたのは追われる殺人犯でなくレクターを演じるアンソニー・ホプキンスであった。この身も凍るスリラーはアカデミー賞、主演男優賞、主演女優賞、作品賞を独占した。[投票(2)]
★5赤い風船(1956/仏)35分間の短編映画。セリフはなく、モンマルトルの町並みを行く少年と心をもった(ような)赤い風船の様子を綴っている。モノトーンの町並みと赤い風船の対比はまるで絵の中の世界。少年と風船の映像だけで作られたこの作品。短編とはいえ、最後まで優しい気持ちで楽しめる良質な作品。この監督ラモリスさんは、この後『素晴らしい風船旅行』や『フィフィ大空を行く』など空を題材にした作品を作っている。よほど、空への憧れがあったのだろう。[投票(2)]
★0ネル(1994/米)ノースカロライナの山間の奥深い場所でネル=ジョディ・フォスターは年老いた母と暮らしていた。ある日、地元の医者ジェリー=リーアム・ニーソンが母親がすでに絶命し、ネルが母親と暮らしていた山小屋でひとり閉じこっていたのを発見する。ネルは文明社会から隔絶された自然の中で暮らしてきため、彼女から発せられる言葉も彼女独特の言葉であり、人間との接触は年老いた母親だけであった。ジェリーは彼女を保護しようとするのだが、彼女を研究対象とする精神科医ポーラ=ナターシャ・リチャードソンや、物珍しさからネルを追いまわすマスコミに反発する・・・。 [more][投票(1)]
★5いとこのビニー(1992/米)殺人の罪を着せられた青年ラルフ・マッチオが久しく会っていない従兄が弁護士をしていることを思い出し、ジョー・ペシ扮するビニ−に助けを求めることから物語が始まる。このビニ−が跳んでいて実は法廷に立つのも初めてで、見た目も話し方も弁護士には程遠い軽い男。くだらないことを言い、いきなり牢屋に入れられたり、ペシ独特のプッツンぶりが面白い。ところが、このビニーの彼女がしっかり者でビニーに立派な弁護ができるように仕向けていくのだが・・・。 [more][投票(1)]
★3サンダーボルト(1974/米)モンタナ、サンダーボルト=クリント・イーストウッドは金庫破りのプロ。彼の手口は20ミリキャノン砲で金庫を破るダイナミックな方法。新たな相棒のライトフット=ジェフ・ブリッジスと手を組み計画を練るのだが、かつての仲間のレッド=ジョージ・ケネディとグディ=ジェフリー・ルイスが現れる。マイケル・チミノ初監督作品。ジェフ・ブリッジスはこの作品で助演男優賞にノミネートされた。イーストウッドはこのとき競演したケネディに『アイガーサンクション』の話を持ちかけ、後に競演を果たしている。[投票(1)]
★5おもいでの夏(1971/米)1942年。戦時中のアメリカ。ニューイングランドの沖に浮かぶ島へ15歳の少年ハーミー=ゲイリー・グライムズとその家族が越してくる。ハーミーはオシーやベンジー達と仲良くなる。思春期の彼らの話題は女の子のことばかり。ある日、彼は海が見える小さな家に一人住む美しい人妻のドロシー=ジェニファー・オニールを目に留める。彼の夫は戦地に復員する。そんな彼女にハーミーは夢中になり、背伸びをした彼の恋が始まるのだが・・・。思春期の青年のひと夏の思い出をミシェル・ルグランの美しいメロディーに包みこんだ作品。[投票(1)]