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kakiさんのあらすじ: 点数順

★5恋ごころ(2001/伊=独=仏)3年ぶりにパリに帰ってきた舞台女優カミーユ(ジャンヌ・バリバール)、凱旋公演なのに何故か芝居に身が入らず劇団の座長で恋人のウーゴ(セルジオ・カステリット)ともギクシャクしてしまう。その理由は昔の恋人ピエール(ジャック・ボナフェ)の存在。カミーユは決心してピエールを訪ねる。一方ウーゴも図書館で女子大生ドミニク(エレーヌ・ド・フジュロール)と出会う。ピエールの妻ソニア(マリアンヌ・バスレール)、ドミニクの義兄アルチュール(ブリュノ・トデスキーニ)をも巻き込んで進む軽やかな恋愛劇。ジャック・リベットの長編第17作。[投票(2)]
★5ピクニック(1936/仏)夏のある日、パリに住むデュフール一家は、パリ郊外にピクニックにでかける。立ち寄った川辺のレストランでの美しい風景と夏の穏やかな日差しは美しく清純な娘アンリエット(シルヴイア・バタイユ)を昂揚させる。アンリエットは声をかけてきた青年アンリとロドルフと共に小舟で森へと漕ぎ出してゆく。モーパッサンの単編「野あそび」を原作に1936年、撮影が開始されたが、様々な事情によって完成を見ずして中断された。つなぎ合わせた最初の完成版も第二次世界大戦中にドイツ軍によって破棄されてしまうが、アンリ・ラングロワによってオリジナル・ネガが救出され10年の歳月を経て1946年ようやく日の目をみた幻の傑作。[投票]
★5レネットとミラベル 四つの冒険(1987/仏)フランスの片田舎で偶然出会った二人の少女が、互いに惹かれあってパリで共同生活を始める。出会いの場面を第一話とし、二人の生活の中で起こる、ちょっとした四つエピソードを、淡々と、そして丁寧に描いた、ロメール86年の作品。[投票]
★4ナンニ・モレッティのエイプリル(1998/伊=仏)親愛なる日記』に続いて自らを主人公にしたナンニ・モレッティのエッセイ・ムービー。イタリアの選挙を題材にしたドキュメンタリー映画に取り組むモレッティに息子の誕生という喜びが訪れる。浮かれたり撮影で悩んだりと周りを巻き込みどんどん暴走していく。そして映画はいつまでたっても(きっと永遠に)完成しない。[投票(1)]
★4パリのランデブー(1994/仏)シャンソンに乗って語られるパリの恋愛三景。 「7時のランデヴー」  女子大生のエステルは男友達の一言で恋人に不信感を持つ。落ち込んでいるエステルは市場で見知らぬ男に声をかけられる。 「パリのベンチ」  同棲相手とうまくいってない女性と大学講師はパリ郊外の公園でデートを重ねる。煮え切らない彼女に不満を持つ男に彼女はひとつの提案をする。 「母と子1907年」  新進画家のアトリエに友人の紹介でスエーデンから女の娘がやってくる。あまり気乗りがしないまま画家は彼女をピカソ美術館に連れていく、そこで出会った美しい女性に画家は一目惚れしてしまう。パリの吐息とそこに生きる人々をみずみずしく描くロメールにしか出来ないとても「らしい」映画。[投票(1)]
★4コンセント(2001/日)引きこもりの兄の突然の死の知らせをうけたユキ(市川実和子)。餓死した兄の部屋にはコンセントをさしたままの掃除機が。その後ユキは異常な 感覚に悩まされその理由と兄の死を探しはじめる。田口ランディのベストセラー小説の映画化。[投票]
★4嘘の心(1999/仏)ブルターニュの田舎町で少女の殺人事件がおこる。そして少女が通っていた絵画教室の画家ルネ(ジャック・ガンブラン)に容疑の眼が向けられる。繊細なルネは警察や周囲の疑惑の眼に精神的に追い詰められていく。そしてルネを支える妻ヴィヴィアンヌ(サンドリーヌ・ボネール)も息苦しさから町の名士であるデモ(アントワーヌ・ドゥ・コーヌ)に惹かれていく。二人は愛を壊さないために嘘を重ねていく....。[投票]
★4親愛なる日記(1994/仏=伊)モレッティ自身が主人公となり、彼の好きな事、自分自身を取り囲む状況をブラック・ユーモアたっぷりに描く彼の日記。 第1章:「べスパに乗って」 ローマの町をふらふらと徘徊するモレッティ。怒ったり歌たりと相変わらず情緒不安定気味だが晴天のローマの夏が心地よい。 第2章:「島めぐり」 友人とシチリアの島々を巡り、どこにいっても仕事が頭から離れない自分、テレビ番組が頭から離れなくなった友人、そして島々が抱える問題を客観的に紹介していく。 第3章:「医者めぐり」 突然の皮膚の痒みに襲われ最終的に癌と宣告されてしまう実際に彼が経験した苦渋の日々を紹介している。[投票]
★4Focus(1996/日)盗聴マニアの青年金村(浅野忠信)の取材を行うTVスタッフ。取材中に金村の無線機から驚くべき会話が飛び込んできた。その真偽を明らかにしようとするディレクター岩井(白井晃)と拒む金村。そこから物語は思わぬ方向に転がり出す。ドキュメントタッチで描く井坂聡監督のデビュー作。[投票]
★4モンソーのパン屋の女の子(1962/仏)「六つの道徳的コント集」の第一作。語り手バルベ・シュレデールは交差点ですれちがった美しいシルビイミシェール・ジラルドンに一目惚れしてしまう。シルビイにもう一度会おうと歩き回るうち、語り手は小さなパン屋でサブレを買うことを日課とする。シルビイに出会えない語り手は気紛れにパン屋の娘クローディーヌ・スブリエの気を惹こうとする。[投票]
★3水の話(1961/仏)洪水で水浸しになった村からパリの大学まで行こうとする女の子(カロリーヌ・ディム)がヒッチハイクで知り合った男性(ジャン・クロード・ブリアリ)とパリを目指すロードムービー(?)。[投票]
★3アンダー・ザ・スキン(1997/英)アイリス(サマンサ・モートン)は大好きな母親が出来のいい姉のローズ(クレア・ラッシュブルック)の事を自分より愛していると思いずっとコンプレックスを持っていた。その母の突然の死。アイリスは理解出来ないまま自分を見失い快楽に身をゆだねる。そして家族、恋人、友人、財産すべてを失ったアイリスに待っているのは....。ちなみに宣伝文句の「世界を挑発した衝撃の官能問題作!」はうそ。[投票]
★2カタクリ家の幸福(2001/日)リストラされ心機一転、未開の地で家族団結しペンション経営をはじめたカタクリマサオ(沢田研二)。しかし初めて来たお客は部屋で自殺。このままではイメージダウンで潰れてしまうと死体を埋めるがその後もどんどん災難ばかりがふりかかる。三池崇史監督によるホラー・コメディ・ミュージカル。[投票]