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[あらすじ] 実録・阿部定(1975/日)

青年将校たちの叛乱が勃発、東京に戒厳令がしかれた昭和11年。その年の5月、下町の待合に投宿する阿部定(宮下順子)と石田吉蔵(江角英明)がいた。十代から女中、酌婦、芸者、妾と流転を続けた定は、今は吉蔵の料理屋で女中として働いていた。愛を求めれば遊ばれ、言い寄る男は利用する。遍歴をかさねた定ではあったが、互いに愛を感じ合えたのは吉蔵が始めて。相惚れ、それは初恋?・・・しかし定は愛で心を満たす術を、たったひとつしか知らなかった。それは互いの体を求め、応え合うこと。世間から遊離した密室での、何日にも及ぶ愛の確認行為。その果てに定は"吉蔵そのもの”を手に入れた。胸に抱いた男根ひとつ。日活ロマンポルノ。
(★4 ぽんしゅう)

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このあらすじを気に入った人達 (2 人)TOMIMORI きわ

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