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AONIさんのお気に入りあらすじ

すべてが狂ってる(1960/日)★5 戦争で父を亡くした次郎は、保険の外交員と重機メーカーお偉いさんの愛人という二足の草鞋でがんばって彼を育てる母とふたり暮らし。母の誕生日だからという理由で女の子とのデートさえソデにしちゃうぐらい「ママ大好き!」な次郎は、だからこそ、その愛人のお偉いさんが大嫌い。戦後のたいへんな時期を乗りきるためにはそうせざるをえなかったのだ、という母の話にも耳を貸さず、「彼の会社が作った兵器がオレの父ちゃんを殺したんだ!」と若者らしい少々アレな怒りを炸裂させ、欲望や希望、絶望が生々しく渦巻く享楽の街へと飛び出してゆく…。いつの時代にもある世代間の断絶と当時の若者風俗を鮮やかに切りとった71分。モノクロ。 [more] (tredair)[投票(5)]
日曜日には鼠を殺せ(1964/米)★4 残雪のピレネーを越えて少年がフランスの町へやってくる。故郷の町では今も英雄視されているスペイン内戦の闘士マヌエル(グレゴリー・ペック)に会うためだ。しかし場末の屋根裏部屋に住むその男は酒と失望に顔をむくませた中年男でしかなかった…。一方スペイン側では彼の老母が死の床に就いていた。警察署長ヴィニョラス(アンソニー・クイン)は病院に罠を張りマヌエルを待ち伏せする。狙撃隊が配備される中、老母はフランシスコ神父(オマー・シャリフ)を呼び出す。彼女は神父の説法をきっぱり拒否してから、ルルドの泉へ巡礼に行く彼に息子への伝言を頼む。罠がある。決して故郷に帰るな、と。神父は懊悩する。[白黒121分] [more] ()[投票(3)]
カルメン故郷に帰る(1951/日)★4 「聞いたか、東京へ家出して“リリー・カルメン”とか言う名でダンサーになった、きん(高峰秀子)がここ信州に帰ってきたとよ」「おまけに仲間のダンサー(小林トシ子)まで連れて」「故郷に錦を飾ったてなわけかい」「しかし出迎えた校長先生(笠智衆)はド派手な格好の二人に腰を抜かしたらしいぞ」「しかも、ダンサーはダンサーでも、実は裸踊りだと言うでねえか」「東京では裸踊りでなくストリップと言うんじゃ」「村の若いもんが変に影響されんか心配じゃのう」「しかし裸踊りも面白そうじゃ」「ひとつ見にいってみるべえか」「おお、そうするだ」。[86分/カラー/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(9)]
狂った一頁(1926/日)★3 船員だった男(井上正夫)は、妻(中川芳江)と娘(飯島綾子)を捨てて外国へ渡っていた。数年後に男が帰ってくると、妻は発狂し、精神病院に収容されていた。罪悪感を覚えた彼は、病院の小使になって妻の傍にいることを選ぶ。しかし妻には彼が誰であるか分からない。娘には恋人がいたが、そんな母親のため結婚もできそうにない。いっそのこと3人で脱走して、国外ででも暮らそうと考える男だが…。[59分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(4)]
善魔(1951/日)★3 善が悪に勝つには、善にも魔性のようなものがなくてはならない。 いわく“善魔”。〜〜〜新聞社の部長:中沼義生(森雅之)は、 政治家:北浦剛(千田是也)の妻:北浦伊都子(淡島千景)が失踪した、 とのスキャンダル情報を受け、ある胸騒ぎを感じつつ、 部下の記者:三国連太郎(三國連太郎)に取材に行かせる。三国は、 伊都子の実家のある軽井沢を訪ねるが、そこには伊都子の父:鳥羽 了遠(笠智衆)と療養中の妹:鳥羽三香子 (桂木洋子)が いた。話を聞くとどうも伊都子は静岡の友人 小藤鈴江(小林トシ子)の元にいるらしい・・・。[松竹大船]。俳優:三國連太郎デビューのいきさつと芸名→ [more] (マグダラの阿闍世王)[投票(1)]
カリガリ博士(1919/独)★5 ふたりの男が並んで腰をかけている。そこに一人の女がフラフラ歩いてくる。美しいがかなり病んでる。視線も定まっていないし動きも異様。どう見てもアヤシイ。そんな彼女を指し示し、男の一人が話しだす。「実はオレ、彼女の婚約者なんだけどね…。」そして、彼らが体験したオソロシイ話が、何もかもが奇妙に歪む不思議な町の映像とともに再現されていく…。サイレントの古典にしてホラーの原型でもあるという狂気の殺人鬼モノ。夜祭り、見せ物小屋、香具師、眠り男、予言、連続殺人、影、おびえる女、拘束衣、精神病院、心の闇、催眠術、古い文献…。本来はもっと短い作品だったが、検閲を恐れた制作者が上記のシーンとエピローグを付け加えさせたとのこと。ドイツ表現主義について→ [more] (tredair)[投票(16)]
王手(1991/日)★4 薄暗くそびえ立つ通天閣。それをバックにドカンとカマしたる。  「通天閣の真剣士・飛田(赤井英和)」ッババーン!  「将棋協会奨励会三段・香山(加藤雅也)」ッデーン!   「日本海のストリッパー・照美(広田玲央名)」ッドーン!   「ヒノデ薬局の看板娘・加奈子(仁藤優子)」ッガーン!  「新世界のドン・天王寺(金子信雄)」ッズーン!   「伝説の真剣師・三田村(若山富三郎)」ッドドーン!!   王 手 ! ピシッ! 賭け将棋(真剣)堅く禁ず! ピーコちゃん、チッチッチッ (ピロちゃんきゅ〜)[投票(2)]
ピンポン(2002/日)★5 「卓球でこの星の一等賞になるかんね」というザンギリ頭のペコ。「卓球は人生のひまつぶしでしょ」と呟く笑わないスマイル。スマイルにとって、ペコは子供の頃からのヒーロ。そして、ヒーローは、ピンチのときに、いつだって、駆けつけてくれる。YOU CAN FLY ! I CAN FLY! ぼくのヒーロー。ヒーロー見参。自分のヒーローがどこにいたのか、思い出せ。っつう、登場人物みんながなくし物を探していて、それを見つけることができた見事にハッピーな青春映画。 (ALPACA)[投票(4)]
ナビィの恋(1999/日)★5 沖縄の小さな島に里帰りした奈々子(西田尚美)を、祖父(登川誠仁)と祖母・ナビィ(平良とみ)は温かく迎える。しかし祖父は、奈々子と同じ船で島にやって来た青年(村上淳)を気に入り、家に泊めてもてなすことに。さらに、やはり同じ船で到着した見慣れない老紳士が、実は何十年も前に島を追われたサンラー(平良進)という人物だったとわかる。彼はナビィと結婚の約束までした仲でありながら、二人が結婚すると災いを招くという占いによってその間を引き裂かれていたのだ…。[92分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] (Yasu)[投票(3)]
名探偵登場(1976/米)★5 謎の人物ライオネル・トウェイン<Lionel(=Lionには人気作家の意も)Twain(=Two)>(『ティファニーで朝食を』の原作者トルーマン・カポーティ)に招待された5人の名探偵。そこには盲目の執事(アレック・ギネス)、耳の聞こえないコック(ナンシー・ウォーカー)などがおり、異様な雰囲気に包まれていた。トウェイン氏は、今夜12時丁度この屋敷で誰かが殺されるので、犯人を当ててみろと5人に挑戦して来た。そして問題の12時。しかし殺されたのはトウェイン氏自身だった!5人の探偵すべて小説の探偵のパロディというまさしく「名探偵」登場!あなたにこの謎が解けるか?! [more] (モモ★ラッチ)[投票(4)]
ランボー3 怒りのアフガン(1988/米)★3 1978年、ソ連がアフガニスタンへ侵攻するに及び、イスラム世界は聖戦=ジハードを唱え、各国から集まった義勇兵たちによってゲリラ戦による徹底抗戦が繰り広げられていた。彼等はムジャヒディン=イスラム聖戦士と呼ばれ、アメリカも顧問団を派遣し武器とゲリラ戦訓練の供与を行っていたが、グリーンベレーのトラウトマン大佐(R・クレンナ)がソ連の捕虜になるという事件が発生する。大佐を唯一の理解者として慕い、ベトナムでの部下でもあるランボー(S・スタローン)は大佐を救出すべく単身アフガンに向った。米ソ冷戦終結直前の国際認識に基づくストーリーで、現在とは敵味方が全て逆転している。第9回G・ラズベリー主演男優賞獲得作品。 (sawa:38)[投票(5)]
フィフス・エレメント(1997/米=仏)★4 23世紀地球。宇宙から地球を破壊しうる力を持った巨大な生命体が地球に接近する中、元特殊部隊員のタクシー運転手コーベン(ブルース・ウィルス)は偶然、リールー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)という謎の美女と出会い、地球存亡をかけた戦いに巻きこまれる・・・。『レオン』のリュック・ベッソンがついに本性を現し、自ら構想していた企画を100億円を超える制作費をつぎこんで作り上げてしまった、正気の沙汰とは思えない娯楽SF超大作。本作で映画界から注目を浴びるようになったクリス・タッカーにも要注意! (HW)[投票(2)]
十二人の怒れる男(1957/米)★4 以下の解説に挙げるものは、あらすじではありません。(TMさんの簡潔かつ印象的なあらすじで「十二分に」尽きているかと思います。)以下は十二人の「怒れる男」の簡潔な人物紹介で、一度本作をご覧になった方を想定して書いています。未見の方は、十二人の個性を発見しながら観ていくのも楽しみの一つだと思いますのでご覧にならないほうがよいかと思います。必要最小限の情報を除いて、なるべく主観的な判断を挟まないように書いています。(とはいえ、決めつけと偏見が介在してしまうのは避けられませんが…)事実関係の誤認がありましたら、お知らせいただけると幸いです。 [more] (グラント・リー・バッファロー)[投票(18)]
幻の湖(1982/日)★2  琵琶湖で愛犬と共にジョギングを欠かさない主人公。 雄琴でトルコ嬢を営む彼女は「お市」と呼ばれていた。 ある日彼女は「不幸な事故」で愛犬を失うが、当然警察もそんな事はいい加減にしか相手にしない。 彼女は犯人の男を東京まで捜し求め、ジョギングで追いかける。 一見平凡なジョギング風景だが、それはなんと戦国時代の哀しい「お市伝説」の恨みの発露でもあったのだ^^; やがてストーリーは謎の笛吹き男、CIA要員、スペースシャトルをも巻きこんだ琵琶湖ジョギング対決へと・・・   いまだビデオさえ発売されず、ごく稀な自主上映位でしか公開されない、まさに幻の橋本忍製作・監督作品。 (YO--CHAN)[投票(9)]
鴛鴦歌合戦(1939/日)★5 モテモテ浪人・浅井礼三郎(片岡千恵蔵)は長屋の隣に住むお春(市川春代)といい仲。一方、お春の父親で大の骨董マニアの志村狂斎(志村喬)は見る目もないくせにガラクタばかり買い漁るため、父娘は三度の飯もろくに食べられない有様である。今日も今日とて骨董屋で品定めする狂斎だが、そこへ同じく骨董好きの呑気な殿様・峰沢丹波守(ディック・ミネ)がやってきた…。[69分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu)[投票(5)]
戦略大作戦(1970/米)★4 激戦の続く欧州戦線、元中尉だが今は降格されたケリー二等兵(C・イーストウッド)はドイツ軍の情報将校を捕虜にしたところ、敵陣後方の銀行に大量の金塊が保管されている事を知る。ベテランだが「戦争なんてまっぴらごめん!」という曲者たちが仲間に加わり、3日間の休暇を利用した金塊強奪作戦が始まった。当初の脚本では反戦のメッセージが色濃かったが、T・サヴァラスの鬼軍曹、D・サザーランドの戦車隊長等の怪演がマカロニ・ウェスタン風の本作をより軽快な娯楽大作に仕上げている。また改造ではあるがタイガー戦車が登場する等、一部兵器マニアでは評価が高い。 (sawa:38)[投票(4)]
10番街の殺人(1971/英)★4 <「これは実話であり、会話は実話に基づいて作られた」>実在した連続猟奇殺人鬼、ジョン・クリスティを描いたスリラー。 [more] (モモ★ラッチ)[投票(3)]
人間の証明(1977/日)★3 「ヘイ!ジョニー!どこへ行くんだ?」「Kiss Me!」NYのハーレムに住む黒人青年ジョニー(ジョー・山中)が街を旅立った。しかし数日後、彼は東京のホテル・ニュー・オータニで殺された。最後に謎の言葉「ストウハ」と西条八十の詩集を残して・・捜査線上に見え隠れするデザイナー八杉恭子(岡田茉莉子)と息子(岩城滉一)。警視庁の棟居(松田優作)がNYへ派遣され、NY市警のシュフタン刑事(G・ケネディ)の協力を得て捜査を開始した。やがて暴かれていく事件の真相と棟居自身の過去。絡みあった過去はそれぞれの人間としての証明を求めているかのように・・・「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね」 [more] (sawa:38)[投票(11)]