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[あらすじ] 天狗党(1969/日)

時は幕末文久元年八月。常陸の国の水呑み百姓・仙太郎(仲代)は或る凶作の折、年貢の減免と取立の猶予を訴え出るが、この地の有力者・北条の喜平一家はこれを強訴と見做し、彼を拷問した挙句村から追い出してしまう。復讐を誓った仙太は江戸で剣法を学び、博徒になって故郷へ折り返すが、その途中、ある茶屋での頼まれごとから水戸天狗党絡みの騒動へと巻き込まれる。そこに偶然居合わせ、仙太の剣の斬れと狂気にも似た気力に惚れ込んだ党の若き実力者・加多源次郎(加藤剛)は、是非同士にと彼を勧誘する。仙太はこれを受け、党の斬り込み隊長として加速的にその悪名を高めて行く・・・。 
町田

原作は三好十郎の戯曲「斬られの仙太」で、’49年の東宝版(監督は滝沢英輔)に続いて二度目の映画化である。因みにポスターの惹句は「幕末ゲバルト人斬り集団! 博徒くずれの人斬りどもをぶった斬る!」と中々格好良い。<大映京都/102分/カラー/スコープ>

(評価:★3)

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