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[あらすじ] 肉体の門(1964/日)

戦火で兄を亡くし往く当てを失ったマキ(野川)は、小政のおせん(河西)が取り仕切る街娼のグループに仲間入りする。彼女らは厳しい縄張り争いに勝ち抜くために強く結束し、「ただで男の寝ない」という掟を定めていた。この掟を破ったものは如何なる理由があろうとも容赦無くリンチされた上、ドブ川に投げ捨てられるのであった。マキがボルネオ・マキとして一人前の娼婦に成った頃、マキたちのネグラに屈強な復員兵・伊吹新太郎(宍戸)が逃げ込んでくる。進駐軍を半殺しにしたのだという。マキは身一つで逞しく生きる新太郎に強烈にひかれていった。 田村泰次郎の同名ベストセラーの二度目の映画化。この後『春婦伝』『河内カルメン』と続く鈴木清順x野川由美子コンビの第一作。 <日活/カラー/スコープ>
(★4 町田)

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