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[あらすじ] 小説吉田学校(1983/日)

昭和23年。焼土と化した日本でGHQの統制下、産まれては消える政権の中で吉田茂(森繁久彌)第2次内閣は誕生した。吉田が官房長官に抜擢した佐藤栄作(竹脇無我)に問う。「この吉田が総理として何をやろうとしているか。」緊張の面持ちの佐藤に吉田が言い切る。「講和だ。日本の独立だ。それが出来るのはこの吉田しかいない。」昭和26年。朝鮮戦争が勃発し俄にGHQは講和に賛成の意志を示したが付帯条件として日本の再軍備を要求してきた。断腸の思いで警察予備隊の設置を飲んだ吉田であったが、一方で政敵、鳩山一郎(芦田伸介)の追放解除で情勢は風雲急を告げる。しかも鳩山の背後には謀將、三木武吉(若山富三郎)の影がちらつく…。森谷司郎の遺作。
(★3 けにろん)

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