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[あらすじ] 典子は、今(1981/日)

卒業式間近の高校の或る教室で松原典子(辻典子)が淡々と話し始めた。彼女は昭和37年にサリドマイド障害で両腕未発達で生まれた。両親は離婚、母の春江(渡辺美佐子)は女手ひとつで彼女を育てて来たのだ。しかし、小学校入学が迫っても両腕の無い彼女を受け入れる学校は無い。必死で頼み廻る春江。そして硯台小学校が入学を許可してくれた。典子は前向きだった。脚で何でもこなせるように努力した結果、食事も習字もソロバンも…運動会の玉入れさえ出来るようになったのだ。やがて26倍の難関を突破し、熊本市役所に就職。そんな或る日、ひとりで旅に出ると母に告げる。広島の文通相手の障害者の女性を訪ねたいと言うのだが…。81年サンフランシスコ映画祭グランプリ。
(★4 けにろん)

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