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[あらすじ] 野獣たちのバラード(1965/露)

長い間、スターリンによる牢獄独裁政治に苦しんできた旧ソ連による、ヒトラー及びナチスの記録映画。副題は「ありふれたファシズム」(あえてナチスだけの問題と特定しないとこがツボ)。  ナチスが暴略を尽くしたその現象よりむしろ、それに関係させされた(特に加害者側)の人間の描写に力を入れたものになっている。当時の記録フィルムに残された、ナチ演説を聞く聴衆の表情を冷静に分析する姿勢等、思えば、政権批判が超タブーだった旧ソ連の映画人たちによる、精一杯のスターリン批判ともいえるドキュメンタリー映画。
(★4 YO--CHAN)

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