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tredairさんのお気に入りあらすじ(13/16)

バンディッツ(2001/米)★0 刑務所で2人のキャラ違いの男が出会う。そんな馬鹿な!と叫ぶ観客を尻目にまんまと刑務所から脱出する肉体派セクシー系中華哲学書愛読者ブルース・ウィリスと栄養ドラッグマニアで病気恐怖症?の神経質なビリー・ボブ・ソーントン。そんな二人がタッグを組んで全米中が熱狂する「無血強盗完全犯罪」を実行するが。そんな二人に、人生に飽き飽きして自殺寸前だったぁ?中年クライシス女ケイト・ブランシェットが二人の計画に、心の中に、途中参加するが...最後までこの危ない綱渡りは可能なのか? とノスタルジックでスタイリッシュ犯罪映画を意外な監督バリー・レビンソンが現代に蘇らせる。んなぁ、のあるかい?と言わずに楽しみなされ。 (のこのこ)[投票(2)]
ケラーマン(1971/米)★4 ソングライターのジョージーは、その名声と成功と反比例して、家族も友人も失い、NYの高級コンドで空虚で孤独な日々を送っており、七年も精神科医にかかっている。その癒せぬ心の空家を埋めるがごとく、中島みゆき『あの娘』並に色んな名前の女を、自慢のヘリに乗せ、NYの空を旋回、口説いてはベッドイン。ところが、最近、ハリー・ケラーマンと名乗る男が、女たちや友人に電話をかけては悪評を流すため、孤立、そのせいもあり彼は不眠症に悩まされていた。やがて交錯する昼と夜、過去と現在、夢と現実を、彼は夢遊病者のごとく彷徨う。ケラーマンを見つけるために、愛すべき人を見つけるために、失った自分を見つけるために…「ケラーマンって誰なんだ?なんで奴はオレについてヒドいことを言うんだ?」―一般的な作品評価は低いが、中堅女優バーバラ・ハリスがアリソン役の演技で高い評価を得オスカー候補に。ホフマン主演ながらレア未公開作品。 (muffler&silencer[消音装置])[投票(1)]
ときめきメモリアル(1997/日)★3 昭彦(岡田義徳)はあまりに冴えない高校3年生。最後の夏休みを前に、思い出作りと称して女子更衣室に忍び込んでしまった。逃げ遅れてロッカーに隠れていると、4大美少女と呼ばれる憧れの美少女(笑)集団・小麦(榎本加奈子)・夏海(矢田亜希子)・美潮(山口紗弥加)・波絵(中山エミリ)が、なんと生着替え。生つばを飲む昭彦。しかし4人は夏休みのバイトの話で盛り上がっている。昭彦はそのバイト話に自分も加わり、ひと夏の思い出を!とダークに企むのであった!ここまで描くと(俺的にはだが)おもしろそうでしょ?あとは見てのお楽しみ(フッフッフ…)。(注:映画は非常に健全な作品ですので、過剰な期待は点数を著しく下げる恐れがあります。ご了承お願いします) (ピロちゃんきゅ〜)[投票(2)]
アルフィー(1966/英)★3 女好きのコックニー、アルフィー(マイケル・ケイン)は、すなおで従順な女性をたぶらかしてはいじめるという虐待男。昔の言葉では「冷血なプレイボーイ」。それこそ「ブイブイ」いわせて巷を闊歩していたのだが、当然の報いとして、ものごとは彼に背を向けるように転がりだすのであった。ガールフレンドには子どもが生まれてしまい、小さなアパートはミルク臭く色気がない。おまけにカラダの具合まで悪くなり、入院静養をいいわたされ……。約 114 分。 (カフカのすあま)[投票(1)]
続 夕陽のガンマン 地獄の決斗(1966/伊)★5 原題は「いい奴、悪い奴、醜い奴」なのだけど。いい奴って、誰だったのか。いや、三人ともいい奴ともいえるが。賞金稼ぎのジョーイーストウッドが、20万ドルを盗んで死んだ男に関わる。そして彼をとりまく軍隊、賞金稼ぎ、賞金首の男。男たちの欲望が、友情と裏切りの狭間で死闘を繰り広げ。果たして20万ドルは本当にあるのか?という西部劇の王道のような話に。セルジオ・レオーネ、エンニオ・モリコーネにイーストウッドという黄金の三人が組んだ最後の作品が、こんなに癖のある映画になってしまうとは! (ALPACA)[投票(3)]
デモンズ(1985/伊)★3 地下鉄の駅で怪しげな男から映画の試写状をもらった女学生シェリル。彼女は友人と共に映画館に向かうが、そこは誰も聞いたことがない「メトロポール劇場」。不安を感じながらも席につく二人。そして上映が始まる。それは最悪にも苦手なホラー映画。怯える二人。すると場内に異変が!なんと気分を悪くした観客の一人が突然ゾンビ化!他の客に襲いかかる!しかもゾンビ化現象は感染していくではないか!これはやばい! …というダリオ・アルジェント製作・脚本のホラー。(89分) (ドド)[投票(1)]
裸の大将(1958/日)★5 ボ、ボクは山下清(小林桂樹)っていうんだな。ボクは頭が悪いんだけどそれは何でかって言うと生まれる時に頭が悪かったからなんだな。学校でからかわれるので小学校も5年で辞めたんだな。それで何だかボクみたいな人がたくさんいる「学園」てところに入ったんだけど春になるとつい飛び出していってしまうんだな。そ、それでいろんな場所を放浪して回っておっ母さん(三益愛子)も死んだって嘘ついてまでゴハンを恵んでもらうんだな。でもボクの言うことはちょうど今戦争中の日本では結構浮くらしいんだな。な、何でなんだろうな。[92分/カラー/シネマスコープ] [more] (Yasu)[投票(10)]
アントニア(1995/英=ベルギー=オランダ)★5 「最期の時が来たわ」年老いたアントニア(ビレケ・ファン・アメローイ)は死の訪れを知り、母親を看取って50年の回想を脳裏に浮かべる――戦後間もなく都会から娘のダニエルを連れて帰郷。村人は「放蕩娘のお帰りか」(ルカ15:13)と冷やかすもどこ吹く風。大地を耕し、撒き、穫り入れ、どんな人間もありのまま受け容れ、自由奔放に生きる彼女の回りには「血縁を越えた家族の絆」が広がっていく。同性愛者、障害者、子どもが同じ食卓につき、同じものを食べ、ともに生きる。悲しみや苦しみを「いのちの喜び」に変えてしまうアントニアの魔法のような愛情が、人々を包み込み、変えていく。そしていのちの環は続き……。ファンタジックで新鮮な「女たちの誕生と生と死」の物語が女性から熱い支持を得て、95年オランダ、ハンプトン、シカゴ、ジェノバ、トロント各国際映画賞、96年アカデミー賞最優秀外国語映画賞。 (Amandla!)[投票(4)]
エレヴェイテッド(1997/カナダ)★4 高層ビルのエレベーター。一人のおばちゃんが乗り込んだ。後ろにゃ鼻息きついおっさん。ヤダわこのヒトなんなのさ。そんな不安はまだ序曲。途中の階で乗り込んだ、血まみれ男の主張する、世にも奇妙な警告に、おばちゃん背筋が凍りつく。『CUBE』を観たらソノ後に、ビデオのケツに入ってる、こいつを忘れずご覧あれ。 (はしぼそがらす)[投票(5)]
ラストソング(1994/日)★1 モッ君は博多でちんたらやってる地方のカリスマボーカリスト。早く東京に出てビッグになっちゃるぜ!と思っているが、なぜか慕っている石坂さんが反対するので、かなりうっぷん溜まりまくり。ライブで吠える叫ぶ荒れる。が、そんな所にギター1本でケンカをふっかける吉岡くん登場。モッ君が「トゥトゥトゥトゥ〜ウ〜ウ〜ウゥ」と歌えば吉岡くんもギターで「キュキュキュキュ〜ウィ〜ウィ〜ウィンウィ〜イ〜ィ〜」と返す。まるでロバート・プラントとジミー・ペイジ。格好はどっちかと言うと、陣内(昔の)とチャーだな。ヨッシーのギターに惚れたモッ君は「オレについて来い。ビックにしてやるぜ」とバンドに誘い、安田さんらと一緒に東京へ出てくるのであった。 (ピロちゃんきゅ〜)[投票(1)]
エルム街の悪夢(1984/米)★4 彼女が目覚めると、そこは晴れた日の野原の真ん中だった。近くには子供達が遊んでいる声。明るい日の下、少女たちが縄跳びで遊んでいて、一見無邪気な光景。しかし子供たちが歌っている歌はとてもおぞましい内容で、「1・2 フレディがやってくる・・・」遊んでいる子供達に近寄ると、子供が家の絵を描いている。その絵の中には恐ろしい姿をした男が・・・それを見て彼女は少し驚く。その途端にドス黒い雨が振り出し、子供達はいつの間にか姿を消している。そして、目の前の家に誘われるように彼女は家の中に入って行った。その家は、子供の描いた絵そっくりの・・・ご存知フレディのデビュー作。眠ってはいけない、ナンシー! (大吟醸西北猿)[投票(2)]
ムトゥ 踊るマハラジャ(1995/インド)★5 「パォ〜ン」インド象の雄叫びと壮大なファンファーレ。そして、満面に笑みをたたえた色黒、口ヒゲのかなり濃い目の男が馬車に飛び乗り、ウィンクを決めて主題歌を絶唱。この脂っこいオッサンこそ、南インド随一の出演料を誇る大スター、ラジニカーントだ!その存在感は見るものを瞬く間に虜に!出生に訳ありの召使ムトゥ(ラジニカーント)は主人ラージャーが恋焦がれる旅回りの女優(インドの女神画調の顔立ちの絶世の美女、ミーナ)と愛し合う。あらゆる障害が二人を襲うがムトゥは怒涛の快進撃でGO!さらに恋する二人は伝統衣装をとっかえひっかえ見事なダンスを披露、ついには群衆と十頭もの象を従え華麗に舞い踊る。悦楽昇天、途中ちょっとした休憩ありの166分。 (大吟醸西北猿)[投票(11)]
不貞の季節(1999/日)★4 真昼間から、縄師(村上)に縛り上げられた女(山崎)が「も…う…だめぇ〜、んっ、んっ〜」と声をあげる。そして男(大杉)は「おぉ!光ってる。濡れてきたぞぉ!」と言ってペンを取り「情感に酔いしれた彼女の突き揚げる熱い樹液…」と文章をしたためる。男は吊るされた女の下へと潜り込み、更に秘密の探検を試みて熱い文学は過熱の一途を辿る。そこへ、男の妻(星)が帰宅して、SM真っ最中の男達は一気に氷つくのだった。妻は「あんな仕事やめなはれ」というが、男は「エロ・グロ・ナンセンスこそ文学だ」と突っぱねる。妻は「変態!」と、夫婦の関係を拒絶するが…。団鬼六の入魂の原作が光る。笑いとエロと哀しみが溢れかえるSMの秀作。 (ピロちゃんきゅ〜)[投票(1)]
スパイキッズ(2001/米)★4 スパイ業界では超有名人のグレゴリオ(バンデラス)とイングリッド(カーラ・グギーノ)。しかし二人は恋に落ち、グレゴリオはもっとも難しい任務、父親になることを決意し、二人はスパイを引退する。しかしある日二人は久々に仕事をします。しかし腕が鈍っていたせいか二人はつかまります。さぁ大変。そこで登場おちびちゃん二人組み。さぁさぁとーちゃんかーちゃん救い出せ!チビッコスパイのご登場でい!続きは本編で・・。てけてんてんてん♪監督は『デスぺラード』のロバート・ロドリゲスが遊び心いっぱいで描いております。 (ねこすけ)[投票(2)]
モンキー・ビジネス(1952/米)★4 あたしはエスター、製薬会社の研究所で飼われてるチンパンジーよ。あたしの飼い主は若返り薬を研究中のバーナビー(ケイリー・グラント)って化学者の先生なんだけど、あたしが勝手にこっそり調合して冷水器に入れちゃったわけの分からない液体を、先生と奥さんのエドウィナ(ジンジャー・ロジャース)が知らずに飲んで、精神が20歳に逆戻りしてしまって大変な騒ぎなの。でも社長(チャールズ・コバーン)たちは、あたしの薬じゃなくて、先生が開発しかけてた何の効き目もない新薬のせいだと思ってるから、始末に負えないのよね。社長秘書のローレル(マリリン・モンロー)もいい迷惑だわ。…あっ、あたしの仕業だってことは、最後までヒミツね。 (Yasu)[投票(1)]
おいしい生活(2000/米)★3 貧しいが愛のある生活をしている自称天才泥棒(ウディ・アレン)はある日、銀行強盗の計画を思いつく。それは銀行の二件先の店からトンネルを掘って銀行の金庫に出るという(バカ)計画だった。そして表向きで妻が経営していたクッキー屋がなぜか繁盛。しかし、銀行強盗は計画が進むどころかわけのわからないところに掘り進んでしまう始末。そこで結局クッキー屋を大きくし、そしてクッキー屋は世界的な企業になる。そこから『おいしい生活』が始まるのであった・・・。 (ねこすけ)[投票(3)]
伊能忠敬 子午線の夢(2001/日)★3  伊能忠敬は、「中継ぎ役」の養子として働き、伊能家を子に継がせた後のアイデンティティーを「子午線長の測定」に求める。 彼は歩く、日本のあらゆる場所を。目的が「子午線」から「日本地図」にすりかわっても歩く、ただただ愚直に歩く、それが仕事だから。 人生の後半を日本地図という目的に捧げ、終生歩き続けた半生を描く伝記映画。 (YO--CHAN)[投票(1)]
月曜日のユカ(1964/日)★5 「ユカ(18歳・加賀まりこ)って、いい娘よ。カワイくって。やさしくって、親切なの。パトロン(加藤武・刑事ではない)と恋人(中尾彬)がいるの。でも誰とでも寝るわ。すんごいサービスだって。男を喜ばすのが最大の喜びなんだって。人生の目的。純なの。無邪気なのよ。でもキスはだめなんだって。伝説よ。清潔だし、商売女と違うのよ。教会にもちゃんと行くんだから。要するに「かわいい女」って事。」「いやいや、我々(おやじ共)の夢のような女性だな。わははは」■「ねぇ、パパ…黒んぼって何で黒いの?」「お前はホント白い」「ねぇ、パパ…コーヒー色の肌ってセクスィー?」「お前は白でいい」「ジャマイカで肌を焼くの」「お前は白でいい」…加賀さん…こんなに可憐だったんですね… (ピロちゃんきゅ〜)[投票(10)]
渋川伴五郎(1922/日)★3 日本最初の映画スター“目玉の松チャン”こと、尾上松之助主演のサイレント時代劇。ほぼ完全な形で残っている数少ない一編。そのスジは、門弟の讒言から家を勘当された柔道場の跡取り息子(尾上松之助)が、その後紆余曲折を経るうち父親が門弟に闇討ちされたことを知り、敵を求めてついにその仇を討つ、というもの。フィルムを染色して場面ごとの雰囲気に合わせて色分けしたり、化け蜘蛛退治の場面に逆回しやコマ落しといった素朴な技法による特殊効果を施したりと、映画がまだ「活動写真」だった時代の片鱗を見て取ることができる。ビデオ版の活弁は澤登翠。〈63分〉 ()[投票(1)]
孤独な声(1978/露)★4 国内戦後、貧困・疾病・飢餓に苦しむソ連の農村。そこに帰ってきた青年ニキータは、両親を無くした幼なじみのリューバと再会する。ソクーロフが1978年、アンドレイ・ブラトーノフの「ポトゥダー二河」と「職人の誕生」を原作に、全ソ国立映画大学の卒業制作として作られた。しかし、大学側は、この作品を長すぎるとし、卒業制作として認めなかった。また、タルコフスキーが中心になって一般公開のために手を尽くしたが実現せず、ペレストロイカ後に公開となった。なお、作品の最後にはタルコフスキーに対して献辞が送られている。 ()[投票(1)]