[あらすじ] 小間使の日記(1963/仏=伊)
フランスの片田舎に屋敷を持つブルジョワ一家。パリからやって来た女中のセレスティーヌ(ジャンヌ・モロー)は、この家のモンテイユ老人のお世話係だ。さっそく老人に気にいられたセレスティーヌは、足フェチの彼に頼まれお気に入りの靴を履いてみせてあげるが…。というのはほんのさわりで、見どころはなんと言っても彼女をめぐるアヤシイ人々。また、中盤で生じるある殺人事件にしたがい物語がふくらんでいくので、ブニュエルの作品にしては起承転結がはっきりしている。これ以降コンビを組むことになる脚本家ジャン・クロード・カリエールとの初共同作品でもあるので、(裏読みさえしなければ)ブニュエル入門編としてはお薦めの1本。かも。ジャンヌ・モロー主演の98分。
(tredair)
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