[あらすじ] サン・ソレイユ(1982/仏)
世界中を旅するカメラマンから受けとった手紙。それを朗読する女性の声と、そのカメラマンが目撃した映像の記憶。その映像は時空間さえも越え、過去や未来、南の象徴としてのアフリカや東の象徴としての日本などを通し、西洋の現在を顕わにしてゆく。タイトルの「サン・ソレイユ」とは「日の光もなく」という意味で、ムソルグスキーの歌曲から引用したもの。オリジナルの仏語版以外にも、英語版、独語版、そして日本語版があり、それぞれナレーション(つまり手紙の読み手)が違っている。ちなみに日本語版は池田理代子が担当しているが、たまさか彼女をテレビで見かけた監督による直々のご指名だったとのこと。ロンドン映画祭BFI賞受賞。100分。
(tredair)
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