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ピロちゃんきゅ〜さんのあらすじ: 点数順

★5田園に死す(1974/日)奇才(これは本物)・寺山修司の詩集「田園に死す」をモチーフとした異常・異形な映像群。母・後妻・柱時計・恐山・イタコ・空気女・駆落ち・てて無し子・そして、20年前の過去の自分との対話という、その異常な時間軸の中で改めて己を母を存在を考える。圧倒的なイメージングの集大成に驚きを隠せない作品。←作品という響きが似合う映画。余談だが、某大手レンタル屋の「有名人が推す1本」の企画で、あの庵野監督が推してた1本。この映画からどう影響を受ければエヴァが出来あがるのか真剣に検討中。回答望む。それにしても、この映画のあらすじはコメントを書くより遥かに難しかった。[投票(11)]
★5不思議惑星キン・ザ・ザ(1986/露)テレビから「ママ!ママ!ウニャウニャニャー」と軽快な曲が響く中、「マカロニ買ってきてよ」と頼まれて、しぶしぶ家を出るウラジミール。唐突だが、小僧・ゲデバンに声を掛けられ、自称異☆人の変なおじさんと出会う。「この星のクロスナンバーは?」とか、妙な装置や下敷きを取り出して何やら説明するので、「かなり逝ってるようだ」とウラジミールは呆れて苦笑しつつ、「どれ!」と装置を触る。と、晴天の砂漠へ。「な、何が?」呆然とするロシア人二人。とりあえずここはロシアだよな?と、歩き始めると、空の彼方からグッフォン〜グッフォン〜と音が!て、鉄のカタマリ!そして男が2人降りてきて「クー!」「ク〜!」。謎は深まる。[投票(10)]
★5WASABI(2001/仏=日)ユベール(ジャン・レノ)はかつて愛した女・ミコの死を知り日本へやってくる。彼女の遺言から、なんと実の娘(ピロ)の存在を知り愕然とするが、父親である事は内緒にして会う決心をするのだった。隣の部屋で待っていると聞き、ドアの鍵穴ごしに向こうを覗くと、目が一つ。「?」の瞬間バーンと開いて「腹減ったっつーの、あっついし、なんだっつーの、腹減った腹減った腹減った、っつーか、誰?」とピロ切れまくる。ファンもちょっと引くほど、やややり過ぎ。大丈夫か?と思った瞬間、「なんちゃらかんちゃら?」とフランス語をいうピロ。うおー、がんばれー、そう思った男どもはそっから一瞬も目を離すことはなかった。チェックのミニスカートも見えそうで見えない。うおー!やっぱり首輪付き。LOVE! [more][投票(10)]
★5月曜日のユカ(1964/日)「ユカ(18歳・加賀まりこ)って、いい娘よ。カワイくって。やさしくって、親切なの。パトロン(加藤武・刑事ではない)と恋人(中尾彬)がいるの。でも誰とでも寝るわ。すんごいサービスだって。男を喜ばすのが最大の喜びなんだって。人生の目的。純なの。無邪気なのよ。でもキスはだめなんだって。伝説よ。清潔だし、商売女と違うのよ。教会にもちゃんと行くんだから。要するに「かわいい女」って事。」「いやいや、我々(おやじ共)の夢のような女性だな。わははは」■「ねぇ、パパ…黒んぼって何で黒いの?」「お前はホント白い」「ねぇ、パパ…コーヒー色の肌ってセクスィー?」「お前は白でいい」「ジャマイカで肌を焼くの」「お前は白でいい」…加賀さん…こんなに可憐だったんですね…[投票(10)]
★5少林サッカー(2001/香港)香港サッカー界のエース・ファン(ン・マンタ)は、舎弟のハン(パトリック・ツェー)が持ち掛けた八百長を引き受けちゃって、スター街道を転げ落ちる羽目に。時はそれより20年。今や香港サッカー界のドンとなったハン。一方、ファンは「てやんでぃ。くしょ−」と腐って街をフラフラする始末。そんな時「少林拳を世に広めるのだ!」と熱く語る青年・シン(チャウ・シンチー)に出会う。街で喧嘩するシンの脚使いにピコーンと閃いたファンは「サッカーをやろう!」とシンの脚を撫で回すのであった。 [more][投票(6)]
★5鉄道員〈ぽっぽや〉(1999/日)ここはやっぱり北海道。単線の終着駅。寂びれた村。まるで1年中冬。そんな駅には無口で真面目で頑固な駅長が必ずいる。たとえ、子供が生まれようが病気になろうが、駅長としての重大な責任を鉄道員としてまっとうしていく。結果「愛する家族を守れなかった」事を悔やみつつも毎日、寒いプラットホームで電車の誘導をするのだった。(注:「悲惨さ」に酔ってるんじゃないよ。単に不器用。そう思い込もう。)そんなある日、一人の少女が(待ってましたぁ!)現れて(違った、ガックシ)、のほほんとしたひと時を過ごすのだが、少女は人形を置き忘れて…。企画草案の段階で主演・高倉健だけが決まっていたとはバカですな。なは、ピロちゃんを紹介できなかった。だってねぇ…。[投票(6)]
★5パープル・レイン(1984/米)キッド(殿下)は人気バンド・レヴォリューションのリーダー。「Let's go crazy」で意気揚揚と引き上げる殿下が目にしたのは世にも色っぽい女(アポロニア)。ザ・タイム渾身の「Jungle Love」もそっちのけで、ニヤリと含み笑いをする殿下。おぉ、演技している!しかし、家に帰ると殿下の父と母が言い争っている。どうやら家庭不和らしい。嫌気がさす殿下。更に店のオーナーから「このままならクビ」宣告をされてブルーな殿下。この荒んだ気持ちを癒してくれるのは彼女だけだ。頼むよベイビー。と言い寄る殿下。ここで流れる「Take me with u」がバツグン。紫のハーレーが疾走する。 [more][投票(5)]
★5秘密(1999/日)母・直子(岸本加世子)と娘・藻奈美(広末涼子)の二人で楽しくスキー旅行!のはずが、バスの転落事故に巻き込まれてしまう。駆けつけたオヤジ・平介(小林薫)の元で直子は息を引き取るが、その瞬間、藻奈美が意識を取り戻す奇跡が起きる。しかし藻奈美は「わたしは直子よ」と爆弾発言。「こ、これは2度おいしい」と平介は藻奈美の体をいやらしい視線でなめまわし…(滝田監督の日活ロマンポルノ時代のあらすじ)すんません。ふざけ過ぎました。もとい、「わたしは直子よ」と平介を驚かせる。二人はその事を秘密にして家の中では夫婦、外では仲のよい親子を演じるが、当然、夫婦には付き物の悩みが…うきょ=!…そして二人は人生を見つめ直すのだー!金子賢はいらない(かなり主観)。[投票(5)]
★520世紀ノスタルジア(1997/日)放送事故(歌じゃないよ)をきっかけにポウセ・杏(ピロ)は、オーストラリアへ行ってしまったチュンセ・徹(圓島くん)と撮影した映画を完成させる事を決意する。編集しているうちに徹が何に悩んでいたか、なぜオーストラリアなのか、を考えるようになり、自分なりの物語の結末を模索するが…。伝説の映像作家(らしい)原将人の初長編映画。当初、ピロちゃん全くの無名だった為、淡々と撮影をスタートするが、撮影途中でピロ大ブレイク。途中からアイドル映画なのか、映像作家映画なのか両方共に中途半端な製作となり、普通のアイドル物とはかけ離れたものに!DVDで見ると映画本編は原監督のものなのに、本編以外は全てヒロスエ!ヒロスエ!ヒロスエ!。買ってよかった…。[投票(4)]
★5ルパン三世 カリオストロの城(1979/日)某国営カジノから盗んだ金が幻のゴート札である事に気付いたルパンは、怪しい事件のニオイを感じてゴート札の故郷「カリオストロ公国」へと、ひた走った。ひょんな事からカリオストロのお姫様を救出する事にしたルパン。カリオストロのお宝もゴート札もそっちのけでクラリス姫の救出に命をかける。おじさまのみならず、お兄さんまでをも虜にしたクラリス姫の魅力あふれるファンタジーアニメの傑作。この作品を背景にアニメ、ゲーム、マンガ、お宅な人、と様々な分野に大きく影響を与えた問題作?というか原点であり代表作。今でこそビッグネームとなった宮崎駿の劇場用作品第1作であり、最も意欲的に作られた1本。あらすじというより宣伝ですな。すいません。初めてなもんで。 [投票(4)]
★5青春の殺人者(1976/日)じゃれ合う順(水谷豊)と恋人・ケイ子(原田美枝子)。訳あって車を取り返す為に順は親の家へと向かう。ここでマイナー時代のゴダイゴの曲。70年代の匂いたっぷり、しかも成田。そこで過去のケイ子へのレイプシーンを思い出しながらも、原田さんのでかいオッパイに目が釘付けに。それを遮るように実家に到着。車だけかっぱらって逃げようとしたが捕まって、父(内田良平)と話し合いが始まる。……買い物から帰ってきた母(市原悦子)が呑気に部屋に入ろうとすると、そこには父の変わり果てた姿が!「あんた〜」といいながら買ってきたキャベツが(←ゴリゴリ13さん、正解)!日本の革命児・長谷川和彦の作品第1号。[投票(3)]
★5さびしんぼう(1985/日)主人公ヒロキ(尾美としのり)は、寺の一人息子。母(藤田弓子)は「勉強!勉強!」と、うるさい。が、いつかは自分も父(小林稔侍)のような何を考えているのか不明な大人になってしまう、と思うと憂鬱でならなかった。カメラを趣味にしていたヒロキは実は近所の女子高の女の子(富田靖子)にほのかな恋心を抱いていたが、ある日、唐突にさびしんぼうと名乗る奇妙な女の子(富田靖子)に出会い、運命の歯車が回り始める。ショパンの名曲「別れの曲」を巡って母と息子と恋人とさびしんぼうの想いが交錯する大林監督の尾道シリーズの1本。この際だから不器用なギャグとキャラは無視してしんぼうしんぼう。最後のやっちゃんの歌もしんぼうしんぼう。[投票(2)]
★5恋愛寫眞 Collage of our Life(2003/日)静流(ピロ様)はスーッと手を差し出しミカンを拾い上げた。悪戯な瞳でじぃっと見つめる先には、呆然と立ちすくむ誠人(龍平くん)。「写真とってくんない?」と、ちょっと作り気味な声で静流は撮影を依頼する。「いいけどっ」と、ぶっきらぼうに誠人がカメラを構えると、静流は連れてきた男の顔にグーでドッカン☆パンチを見舞うのだった。「さ、逃げるよっ!」と走り出す静流。つられて走る誠人。走る。シャカシャカ走る。更に走る。「ハァハァ」言いながら公園に行き着いて、静流は「水!ぎゃっ!水!」と口に含んでプー(激笑)。「おぉ、ワンダー!」と後に出初式。[投票(1)]
★5MAY be Happy 〜本当にカフェで起きたいいお話〜(2007/日)カフェで待ち合わせを約束している美女(広末涼子)。そして舞台女優を目指してる故、適当にアルバイトをしているようにしか見えない娘(有村実樹)。さらに同窓会に出る為に悩んで遅れて雨に降られて散々な女の子(戸田恵梨香)。この全く関連しない女の子達が偶然にも同じカフェで同じ時間を過ごす一時の幸せ。その一瞬。その表情。◆◆◆avex所属の韓国出身の歌手MAYのプロモーション用に撮られた55分のショートムービー。劇場公開は無し。DVD発表が2007年7月18日と広末涼子27歳の誕生日に合わせて発売されたavexとフラームのコラボムービー。[投票]
★5バブルへGO!! タイムマシンはドラム式(2007/日)「娘がいたのか…!計画は続行だ!」財務省の下川路(阿部寛)は真理子(薬師丸ひろ子)の葬儀で目にした真理子の娘・真弓(広末涼子)に目をつける。男に逃げられ借金苦に悩む真弓は下川路から「母は生きている」と謎めいたメッセージを与えられ不安ながらも財務省へ。「タイムマシンに乗って母を日本を救ってくれ!」と意味不明な依頼の元、真弓の前に現れたのは洗濯機!型のタイムマシン。真弓は絶句して「無理」と引き返すが下川路の「借金も無くなるぞ」という言葉に心が揺らぐ。ってソコかよ!みたいな。意を決した真弓は再び下川路の元を訪れ、競泳水着でバブルへGO!![投票]
★5Presents 合い鍵(2006/日)遅くまで残業する中、「せんぱぁいはクリスマスプレゼントどーするんですかぁ?」と後輩(有村実樹)に聞かれて「んー?特に…無い…か、な。」と答える由加里(広末涼子)。付き合って8年にもなるカメラマンの彼(玉山鉄ニ)とはすっかり「いやぁ、別に今さらっていう感じ?」というゆったりな関係。とはいえ、せっかくのクリスマス。由加里は帰宅途中、ショーウィンドウで見かけたサンタクロースに「おお?」と嬉しくなって思わず彼に電話しようと携帯を取り出す。が、既に夜中の2時前。さすがに電話をためらう由加里。結局、写真だけ撮って帰宅するのだった。そして翌朝、ピロロロ(←イメージ音)と電話が鳴り響く。[投票]
★5最高殊勲夫人(1959/日)現代は月にロケットをぶち込む時代であります。一商事会社の営業部長が、その秘書たるビジネスガールと恋に落ち、結婚にまで推し進めたとて不思議の無い時代であります。不思議なのは、この三原二郎(北原義郎)氏と野々宮梨子(近藤美恵子)さんは、現社長の三原一郎(船越英二)氏・桃子(丹阿弥谷津子)夫人と同じ家、同じ兄弟同士というダブルプレー結婚だという点であります。歴史は繰り返すと申しますか、血は争えんと申しますか、兄の来た道を弟が継ぎ、姉の来た道を妹が継いだ訳であります。さて、残るは三原三郎(川口浩)氏と野々宮杏子(若尾文子)さんの行方でありますが、まずは両家の繁栄とご多幸を祈りまして乾杯とさせて頂きます。カンパーイ![投票]
★5ドリーム・スタジアム(1997/日)ダメダメサラリーマン田沼(萩原)はカーリングなら楽に長野を狙えるかも、とオリンピックを目指していた(ちなみにアトランタでは男子ソフトボールで狙ったらしい、当然挫折)。しかし、仲間の2人が練習をさぼって野球を見に行ってる事を知り、球場に乗り込む。が、そこへ運悪く打球が頭へ直撃。気を失うが、実はその時、野球に未練を持つ浮遊霊の男(池内)が「チャンス!」と田沼に取り憑くのだった。田沼はストレス発散にバッティグセンターへ向かうと、そこで思わぬ才能が開花し、バッティグセンターのオーナー(桃井)の協力でホークスに入団。王監督の秘密兵器として活躍する。だが、生来の性格が災いし、ついには幽霊にまで見放され、極度の不振に陥るのだった。[投票]
★5屋根の上のバイオリン弾き(1971/米)ウクライナの片田舎、アナテフカ。そこでは規律と伝統を重んじるユダヤ人達が「トゥラディッショ〜〜ン!トゥラディッション!」と歌いながら必死に生活をしていた。そんな村人の一人、デビエ(トポル)も、伝統に従って家族の為に今日も牛乳を売り歩く。しかし、娘達はお構い無しに伝統を次々と打ち破ってゆくのだが、娘達の幸せを願う顔を見るとつい許してしまうのだった。村人達はきな臭くなってきた政治情勢に翻弄されながらも、伝統と生活を守るのだが…。当時ロングラン記録を樹立した名作ミュージカルの映画化作品。名曲「Sunrise sunset」などを含むミュージカルの至宝。反戦映画というわけではない。ユダという呪われた人種の正しい記録映画、と言えば差別的か?[投票]
★5ビートルズ/イエロー・サブマリン(1968/英)色彩とユーモアと音楽が溢れる至福な世界、ペパーランドという楽園があった。しかし、宿敵ブルーミニーズが不幸のどん底に陥れようと宣戦布告する。ペパーランド唯一の希望はイエローサブマリンで助っ人を捜しに出かけたフレッド艦長にかかっていた。そして20世紀の暗い影に覆われたロンドンの地でフレッドはたまたまビートルズに助けを求め、ビートルズの4人とフレッドによるイエローサブマリンの旅が始まる。ビートルズの中・後期の名作を軸に奇抜なストーリーと絵と歌が展開するサイケアニメの傑作。ビートルズというだけで毛嫌いする人にもぜひ見てもらいたい1本。ついでに一言、必ずステレオで見ましょう。ポールのベースか、ジョンのボーカルか何かが消えます。ご注意を。[投票]