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[あらすじ] 陽はまた昇る(2002/日)

日本ビクターの開発部門に勤務する加賀谷(西田敏行)は、ある日横浜工場のビデオ事業部に異動になった。不採算部門の整理縮小に動いていた会社は、業界8位と低迷していたビデオ事業部も切り捨てる方針で、加賀谷はリストラのための事業部長として送り込まれたのだった。しかし、長年技術屋として叩き上げてきた加賀谷本人の考えは違っていた。「誰の首も切らない」。彼は次長の大久保(渡辺謙)を説得し、業績回復の切り札として家庭用VTRの開発をスタートさせる。それは、事業部の存続を賭けた、長く苦しい闘いの始まりでもあった。[108分/カラー/アメリカンヴィスタ]
Yasu

佐々部清の監督デビュー作。NHKの人気番組「プロジェクトX」で紹介された、家庭用ビデオの世界標準規格「VHS」の誕生をめぐる実話をもとにした作品。

映画化にあたって、人名は変えられたが、企業名は日本ビクターやソニーをはじめ、松下・三菱・日立など実在の名前が、各社の協力でそのまま使われている(ただし脚本第1稿では、ソニー→「トニー」、日本ビクター→「日本ビジョン」などとなっていたらしい)。

(評価:★5)

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