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[あらすじ] 人間の條件 第1部純愛篇・第2部激怒篇(1959/日)

昭和18年の満州。鉱山会社の調査部員である梶(仲代達矢)は、現場の鉱山に労務管理の責任者として送られる。新妻の美千子(新珠三千代)と共に赴任した梶だが、そこは現地人の労働者が非人道的な条件で使役されている場所だった。日本人の現場監督から反発されたり、憲兵隊から睨まれたりしながらも、梶をよく理解する同僚の沖島(山村聰)や現地人の部下・陳(石浜朗)らと共に、梶は労働者の待遇改善を図ろうとする。しかし、連行されてこられた中国人捕虜たちが強制労働につかされるに及んで、梶のそんな努力は困難にぶち当たるのだった。[208分/モノクロ/シネマスコープ]
Yasu

全6部・9時間39分に及ぶ『人間の條件』三部作の第1編。

第1部・第2部に当たる本作はベネチア国際映画祭サン・ジョルジョ賞、キネマ旬報女優賞、毎日映画コンクール撮影賞などを受賞。ちなみに北林谷栄が陳の母親役でキャスティングされているが、北林の出演場面は最終的に編集で削除された。

(評価:★4)

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