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Yasuさんのあらすじ: 更新順

★4黄色い大地(1984/中国)1930年代、日本軍の侵攻に抗して国民党と共産党が手を結んでいた頃の中国。各地の民謡を採集している八路軍(共産党軍の一団)の青年・クーチン(顧青、ワン・シュエチー)が北部・黄河流域の貧しい地方にやってきて、ツイチャオ(翆巧、シュエ・パイ)の農家に寝泊まりすることになった。自分は結婚相手も選べずに金で買われていくことになると悟っているツイチャオは、クーチンが「南では女も男と同じように働ける、結婚相手も自分が選べる」と言って聞かせる話に心を動かされる。しかし、やがてクーチンがこの地を去る時がやってきて…。[94分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(1)]
★4大閲兵(1986/中国)中国建国35周年の記念に北京の天安門広場で行なわれる閲兵式での行進に参加するため、各地から選抜された兵士たち。ある者は郷里の親に晴れ姿を見せるため、またある者は大学に落ちたためと、志願の理由は様々だった。しかし志願者全員が行進に出られるわけではない。最終的に参加できる者は誰なのか…。式に向けての厳しい訓練を通して描く、彼ら兵士たちの群像劇。チェン・カイコーの第二作。[投票]
★3菊豆〈チュイトウ〉(1990/日=中国)先祖代々染物屋を営む揚家の老主人(リー・ウェイ)のもとに、若い後妻・チュイトウ(菊豆、コン・リー)が嫁いできた。主人と血のつながっていない甥のティエンチン(天青、リー・パオティエン)は、チュイトウを跡継ぎを生む道具としか見ていない叔父が彼女を虐げている姿を見て、次第に彼女と心を通わせるようになる。やがてチュイトウに男の子が誕生するが、それがやがて訪れる悲劇の始まりとなる…。本作は同年のカンヌ映画祭でルイス・ブニュエル賞を受賞した。[93分/カラー/スタンダード][投票(1)]
★3紅いコーリャン(1987/中国)1920年代の中国、コーリャン酒の蔵元の主人のもとへ金で買われていった花嫁(コン・リー)は、使用人の男(チアン・ウェン)と関係を持つ。やがて主人が亡くなり、彼女とこの使用人が中心となって作り上げたコーリャン酒はかつてない名酒となる。数年が経ってこの酒が巷で評判になる頃、中国に侵攻していた日本軍が、この土地にもやって来た…。[91分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(1)]
★3ワン・プラス・ワン(1968/英)現在も活動中のイギリスのロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズの名曲「悪魔を憐れむ歌(Sympathy for the devil)」のレコーディング風景とともに、ブラックパワーの革命を訴える黒人や、共産主義思想に傾倒する若者たちの姿を描いたドキュメンタリー。彼らが街じゅうに革命のスローガンをスプレーしたり、擬似映画の撮影にかかっていたりする一方、ストーンズのメンバーたちはスタジオの中で試行錯誤を繰り返していた。そしてこの曲は完成へと近づく。[投票]
★5街の灯(1931/米)街を歩いていたチャーリー(チャールズ・チャップリン)は、盲目の花売り娘(バージニア・チェリル)を見つけ、なけなしの金をはたいて花を買う。しかし彼女は目が見えないために、チャーリーを金持ちの紳士だと思い込んでしまうのだった。その夜、酔って川に飛び込もうとしている金持ち(ハリー・マイヤーズ)を助けたチャーリーは、手術を受ければ彼女は視力を取り戻せることをやがて知る。様々な仕事で金を稼ごうとしてうまくいかないチャーリーは、偶然この金持ちと再会し、彼から金を引き出すのに成功するが…。[87分/モノクロ/スタンダード] [more][投票(3)]
★3子供たちの王様(1987/中国)1960年代の中国。当時の下放(都市の知識層青年を農村に送り、農業などの労働に就かせる)政策によって奥地の山村にやってきた青年(シェ・ユアン)が、さらに山奥にある学校の先生として赴任することになった。教えた経験などなく、右も左も分からない青年は、教科書すら生徒に行き渡っていないという状況にも戸惑いを覚える。それでも、青年は教科書に頼らない自由な教え方で、ワン・フー(王福、ヤン・シュエウェン)ら生徒たちの心を掴んでいくのだが…。[投票]
★4チェブラーシカ(1969/露)オレンジの箱に入ってアフリカからやってきた正体不明の動物、チェブラーシカ(「すってんころりん」の意味)。アフリカから来たばかりだし正体不明なので友だちがいない。そこで「友だち募集」の広告を出すことに。それを見てやってきたのが、動物園に勤めるワニのゲーナだった。さらに謎のおばあさん・シャパクリャクも加わり、楽しくも賑やかな一大騒動が始まる。 [more][投票(1)]
★4こころの湯(1999/中国)北京の片隅にある銭湯「清水池」。ここを切り盛りする父(チュウ・シュイ)の元に、南部でビジネスマンをしている長男(プー・ツンシン)が戻ってきた。知的障害のある弟(チアン・ウー)が書いた絵はがきを見て、父の身に何かあったのかと早とちりしたためだ。父が何でもないのに安心した長男だが、手伝いをしながら数日ここに留まるうち、この一帯では再開発の計画があり、「清水池」も近く取り壊されることが決まっているという事実を知る。[92分/カラー/ヨーロピアンヴィスタ][投票(1)]
★4戦争と平和(1968/露)19世紀初頭、ナポレオン率いるフランス軍がロシアに侵攻を始めた。公爵家のアンドレイ(ビャチェスラフ・チーホノフ)がこれを迎え撃つロシア軍の指揮官として前線に駆り出されて後、ナポレオン軍がロシアから撤退するまでを、アンドレイとその親友ピエール(セルゲイ・ボンダルチュク)、そしてこの2人が後に出会う伯爵令嬢・ナターシャ(リュドミラ・サベリーエワ)の3人の関係を中心に描く歴史ドラマ。[第一部151分・第二部99分・第三部83分・第四部83分/カラー/70mm] [more][投票]
★4誓いの休暇(1959/露)第二次大戦中、19歳の通信兵アリョーシャ(ウラジーミル・イワショフ)は前線で大手柄を立てた褒美に、6日間の休暇を許される。郷里まで2日、滞在が2日、帰りが2日のつもりだったが、途中で復員する兵士の世話をしたり、同じ列車に乗り合わせた若い女性・シューラ(ジャンナ・プロポレンコ)の面倒を見たり、戦友から託された小包を家族に届けたりしているうち、休暇はどんどん残り少なくなっていく。[87分/モノクロ/スタンダード] [more][投票(1)]
★3アブラハム渓谷(1993/仏=ポルトガル=スイス)少女エマ(セシレ・サンス・デ・アルバ)は、早くからその美貌が称讃されていた。やがて成長したエマ(レオノール・シルヴェイラ)は、父親(ルイ・デ・カルバリョ)の友人の医師・カルロ(ルイス・ミゲル・シントラ)と結婚するが、もともと愛していなかった相手というのに加え、夜中の急患で妻を起こさぬよう寝室を別にする夫に虚しさを感じつつあったエマは、やがて彼女の周囲にいる男たちに近づくようになる。そしてエマにとっては、彼らの欲望を満たすことがまた自らの欲望ともなっていた。[187分/カラー/ヨーロピアンヴィスタ][投票]
★5ヤンヤン 夏の想い出(2000/台湾=日)台北に住む少年、ヤンヤン(ジョナサン・チャン)の叔父が結婚した。しかしちょうどその日、ヤンヤンと同居している祖母が倒れてしまう。昏睡状態のまま家に戻ってきた祖母に向かって、ヤンヤン、父・NJ(ウー・ニエンジェン)や姉・ティンティン(ケリー・リー)たちが、自分たちの日常についての話を始めるのだった。台北を舞台にした作品を撮り続けたエドワード・ヤンが活写する、あらゆる世代の人生のひとコマ。カンヌ国際映画祭監督賞受賞作にして、2007年に死去したヤン監督の遺作。[173分/カラー/アメリカンヴィスタ][投票(1)]
★2シベリアの理髪師(1999/仏=露=伊=チェコ)19世紀末期、アメリカ人女性のジェーン・キャラハン(ジュリア・オーモンド)は、父親が開発している木材伐採用の機械の完成を助けるためロシアに渡る。そこで出会った青年士官、アンドレイ・トルストイ(オレグ・メンシコフ)は徐々に彼女に愛情を感じていくようになる。しかし機械開発の資金調達のためジェーンが近づいた、アンドレイの上官・ラドロフ(アレクセイ・ペトレンコ)もまた彼女に魅了されていた。それを知ったアンドレイが苦悩の末に選んだ道は、彼自身だけでなくジェーンの運命をも変えていくことになる。[投票]
★4話の話(1979/露)住んでいた人が引っ越していき廃屋となった家の前で、狼の子は回想する。親子が平和に暮らしていた時代。子どもたちが縄飛びで遊んでいたあの昔。男女が街燈の下でダンスを踊ったあの頃。そして男たちが戦争に駆り出されていったあの時…。どことなくノスタルジックな、また淡々とした画面の中で、狼の子の想い出と現在が交錯する。[27分/カラー/スタンダード][投票(5)]
★5あおさぎと鶴(1974/露)野原の中の屋敷跡に住むオスの鶴とメスのアオサギ。彼らはお互いに好きあっている。今日も鶴はアオサギのために帽子を作ってやったり、雨の降る寒い日にストーブを運んでいってやったりするのだが、素直でない彼らはいつも恋のきっかけを逃してしまう…。ユーリ・ノルシュテインの切り紙アニメーションによる甘くも切ないラブストーリー。[11分/カラー/スタンダード][投票(2)]
★3π〈パイ〉(1998/米)「この世界のあらゆる事象は全て数式で解明できる」と信じている天才数学者・マックス(ショーン・ガレット)は、マンハッタンの自室のスーパーコンピュータで、日夜その数式の解明に明け暮れていた。そんな彼に、株価予想をさせて大儲けを企むグループや、謎めいた数列を操るユダヤ教の神秘主義者たちが近づく。やがて、マックスは自分自身の意志に反して、少しづつ彼らの陰謀に巻き込まれていくのだった。[85分/モノクロ/ヨーロピアンヴィスタ] [more][投票(1)]
★4惑星ソラリス(1972/露)人間の思念波を読み取り、想像したものを物質化する能力があるとされる“生きている惑星”ソラリスの謎を解明すべく、ケルビン(ドナータス・バニオニス)はソラリスの洋上で研究を続けるステーションに派遣される。そこで出会ったのは、科学者スナウト(ユーリ・ヤルベト)とサルトリウス(アナトーリ・ソルニーツィン)、それに10年前に自殺したはずのケルビンの妻・ハリー(ナタリヤ・ボンダルチュク)だった。[166分/カラー/シネマスコープ] [more][投票]
★4エル・スール −南−(1983/スペイン=仏)スペイン北部のとある町に住む少女、エストレリャ(ソンソレス・アラングーレン=8歳、イシアル・ボリャン=15歳)は父親のアグスティン(オメロ・アントヌッティ)に可愛がられて暮らしていた。ある日エストレリャは、父が封筒に書き付けた見慣れない女性の名前から、父がかつて住んでいた南の地(エル・スール)に置いてきたもの、そしてそれらに対する父の複雑な思いを少しづつ知りはじめる。[95分/カラー/ヨーロピアンヴィスタ] [more][投票(1)]
★3動くな、死ね、甦れ!(1989/露)第2次世界大戦直後の極東ロシア・スーチャン。この町に住む少年ワレルカ(パーベル・ナザーロフ)は、学校のトイレにいたずらをして退学処分になる。その腹いせに、ワレルカは以前自分を殴った機関士に仕返しをしようとして、列車転覆の大事故を起こし、逃げるように町を出るが、ワレルカはそれをきっかけに立ち直るでもなく、どんどん不良への道を進んでいく。[105分/モノクロ/スタンダード] [more][投票]