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[あらすじ] 殺し屋1(2001/日=香港=韓国)

「愛は、かなりイタイ」注意:粗筋もR18指定―新宿歌舞伎町。安生組が仕切るマンション。組長ことオヤジは女とオ○ンコ中、目障りと言われた子分は麻雀。「せめて廊下で見張りませんか?」と兄貴分にオドオド進言する金子(SABU)に息子からの電話(涙声で)「…パパ、いなくならないよね?」―所変わって、あるアパート。情夫が女の顔をグーでボコボコに殴りつけてる。「やめて!いや!いや…」男は女を犯す。それをベランダで覗くオドオドした男(大森南朗)が、コーフンして思わず植木鉢を倒す。「誰だ!」情夫が窓を開けるが誰もいない。鉢の植物に残された白いモノ…うにゅ〜と浮かび上がる「殺し屋1」。奴だ!「早くイチに会いたい!」つーか、浅野忠信は?
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浅野忠信は、組長ことオヤジに痛めつけられることを無上の喜びとする、マゾな安生組若頭ピアスのマー坊こと「エラ呼吸」垣原。

そして、オヤジが組の金と共に失踪した。消されたのか、消えたのか、「オヤジは死んでねーよ!」と垣原は組総動員で探しにでかける。オヤジがくれるあのイタミが忘れられないのか、あん?

実はオヤジはすでに殺されていた。しかも、ズタズタのバラバラのちぎっては投げ状態で。そんな殺し方をするのは、今しがた、名刺代わりに白い「うにゅ〜」を残してきたイチ以外にいない。そして、そのスプラッターな部屋を失踪したかのように片付けたのは、ナサケネー感が漂うジジイ(塚本晋也)と手下だ。つーか、こいつ何者?

垣原(浅野)、イチ(大森)、ジジイ(塚本)、オヤジの女カレン(Alien Sun)、金子(SABU)、そして金子の息子でいじめられっ子のたけし、この六人が、愛欲と暴力のサド/マゾのメビウスの輪でつながった時間は「久しぶりにゼツボーしてーよ、したカモ」な18歳未満お断りの128分。

■小学館「ヤングサンデー」連載、単行本化では全10巻500万部と売れまくり、その人気ぶりがうかがえる新鋭山本英夫のコミック『殺し屋-1-』。三池崇史監督作品ファンであった原作者・山本のラブコールで、この映画化が決定した。

当初は山本自身が漫画で脚本を描くつもりであったが、原作自体が連載中であったこともあり、プロデューサー宮本大が信頼を置く佐藤佐吉に依頼。結末は原作と違うそうだが、山本も三池も快諾、主演は「浅野しかいねーよ」ってなカンジで、この作品となった。

(評価:★3)

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このあらすじを気に入った人達 (10 人)リア 浅草12階の幽霊 HW JKF ボイス母 ごう 1/2(Nibunnnoiti ロボトミー ねこすけ ALPACA

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