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[あらすじ] アルチバルド・デ・ラ・クルスの犯罪的人生(1955/メキシコ)

著名な陶芸家でブルジョワなアルチバルドは、数日前に妻を亡くしショックで入院中。その病院の修道女に、自分は幼少時代、母から貰った「オルゴール」で、そのオルゴールにまつわる伝説を語ってくれた家庭教師を「殺した」話をするが、勿論、女はマトモに取り合わない。すると突然、アルチバルドは自分は殺人鬼だと告げ、剃刀でその女を殺そうとする!が!あっけなく逃げられる!?が!逃げる途中、女は偶発的事故で死んでしまう。当然、警察も事故死で片付けようとしたその時、アルチバルドは、自分が修道女を殺したのだと自白する!ナンデ?!それは観てのお楽しみ、ムフフ。
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主演男優アロンソの誘いで、ウシグリの小説『犯罪の試み』の強迫観念というテーマを気に入ったブニュエル翁が、オルゴールやマネキン、剃刀などを効果的に使い、いかにも翁風に自由に料理した逸品。翁の初期と後期の丁度「中間」を感じさせるエッセンスがぎっしり!

(評価:★4)

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