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(1980/)

[Drama]
製作手嶋茂喜
監督横山博人
脚本横山博人
撮影高田昭
音楽一柳慧
出演江藤潤 / 朝加真由美 / 中島ゆたか / 榎本ちえ子 / 花柳幻舟 / 江波杏子
あらすじ劇画家志望の純(江藤潤)は遊園地の修理工場で何とか生計をたてる鬱屈した日々を送っていたが、何故か洋子(朝加真由美)という恋人はいた。しかし、純朴な純は洋子の手を握ることもできない。代わりに彼は日々、電車の中で痴漢行為に勤しむのであった。しかし、それは洋子の知るところとなり、絶望した純は故郷の軍艦島を訪れるのだが…。東映の助監督をしていた横山博人が退社して設立した独立プロ工藝舎第1回作品。78年製作だが配給目処が立たずカンヌ、ロンドン、ロスの映画祭で注目を浴びた後80年に漸く東映系で公開にこぎ着けた問題作。 (けにろん)[投票(1)]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★516ミリブローアップによる痴漢シーンの即物感に対し後半の軍艦島のスタティックな叙情。閉じた世界で煩悶する魂を高田昭の撮影と一柳慧の音楽がバックアップし開放に導く。被写体を周囲の状況から切り取り凝視し続けること。その透徹された簡潔さ。 (けにろん)[投票]
★4軍艦島って行ってみたいなぁ。電車でのシーンはなんか好きです。 (大魔人)[投票]
★4軍艦島が出てくるだけでいい。それと朝加真由美も好きだったなあ。 (おーい粗茶)[投票]
★3軍艦島が「疎」の象徴だとすれば電車内は「密」の体現。過剰な「疎密」の狭間で、ふれるべき対象を見失った青年(江藤潤)の意識せざる戸惑いは、確かに現代の青春像の断片を切り取っていると言えなくもないが、あまり共感できる物語ではない。 (ぽんしゅう)[投票]
★3軍艦島見たさで借りたが少し不満、もう少し内部も見せて欲しかった。 痴漢は日本独特の犯罪らしく、カンヌで注目されたそうな。 (TOMIMORI)[投票]
★3一番大きな印象を残したのが江波杏子。これで彼女は演技の幅が広がり一皮むけた(・・一皮むけてて当然の女優歴ですが)。江藤の演技がやたら稚拙なために一向に気持ちが盛り上がらない。公開当時、あの電車のシーンばかりがクローズアップされており、それにうまく釣られた私。 (tkcrows)[投票]
★2たった10分程度のシーンが見たいがために、並んでしまいました。クラスの仲間10人で・・・。 (ALOHA)[投票]
★2羽仁五郎に言わせる「警察をなめるなよ」というシーンが妙に思い出されるのだが、重要なシーンであるはずの島の描写の軽さよ! (ジェリー)[投票]
Ratings
5点1人*
4点3人***
3点8人********
2点3人***
1点0人
15人平均 ★3.1(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
題目への異常な愛情又は私は如何にして心配するのを止めないでこれらの作品を観ようとしないのか (アルシュ)[投票(30)]わたしのお気に入り (おーい粗茶)[投票(2)]
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