★5 | 官能で妖艶、地獄の花っすな (ユメばくだん) | [投票] |
★4 | 表向きではない、内向きの京都言葉?(私は関東の人間なもんで正確にはわからない)が主人公なのではないか、と思うぐらい、その言葉のいやらしさが素晴らしいと思いました。関東弁じゃあぜったいに表現(説得)できない台詞がいっぱい。岸田を追い込んだのは、あの言葉に象徴される文化なのでは?とさえ思った。 (エピキュリアン) | [投票(4)] |
★4 | 全篇フルスロットルの抱腹絶倒劇。増村保造にしては並みの出来でも、岸田今日子が掌を「光」の字で埋め尽くす件など、腹筋の酷使を強いられる箇所は枚挙困難だ。また、若尾文子による一点突破では飽き足らないのが増村の偉大なる貪欲で、ここでも川津祐介の乱入以降は怪人バトルロイヤルの様相を呈する。 [review] (3819695) | [投票(3)] |
★4 | 男(船越英二)が女の何を愛したのか、女(岸田今日子)が女の何を愛したのか、そんなことはわからない、わかりたくもない「欲望のトライアングル」。「文学的」というよりも、文学そのものになった増村映画、増村文学。 (巴) | [投票(2)] |
★4 | 岸田今日子と若尾文子が交錯したときの後光でも差しているかのごときエロさに、クラッときました。 (G31) | [投票] |
★4 | 登場人物の行動がいちいち突拍子もなさすぎてコントのよう。笑える。 (太陽と戦慄) | [投票] |
★3 | 女2人の愛憎劇なら未だしもだが、男2人が絡んできてのすったもんだに何ひとつ興趣を覚えないのが致命的。今となってのレトロ感が適度に笑えるし、小林のフレームワークも高度に的確だが、増村の語り口の性急なハイトーンが一本調子すぎてしんどい。 (けにろん) | [投票(5)] |
★3 | 『8人の女たち』を観たような読後感。すごいものを見せられたような、そうでもないような・・・ [review] (ペペロンチーノ) | [投票(4)] |
★3 | 良くも悪くも文芸作であり、増村保造×若尾文子が「共犯」して作った映画としては平凡な部類に入る。「肉体」がテーマの映画なのに、若尾からは何故か「精神性」のみを感じてしまう。しかし、この映画の岸田今日子はピカ一だね。 (若尾好き) | [投票(4)] |
★3 | 欺かれ続け、邪魔者扱いされるのが判っていても、なおも毒婦・若尾を追い続ける今日子がいじらしい。でも、こんな顔だけではらわたの腐った女に、今日子は翻弄されて悔しくないのだろうかと思う自分は、やはり人を愛する資格がないのだろうか。感情移入して観ていたら1点もおぼつかないが、そこは増村の手腕、飽きずに魅せられる。 (水那岐) | [投票(3)] |
★3 | 若尾がカワイイのは当然が故に岸田のかわいさが際立つ。
完全に岸田の勝ち! (直人) | [投票(3)] |
★3 | 岸田今日子が「先生」に語る形式が面白い。何の先生なのか説明されず、しかも一言も喋らず表情のみで演技するのみ! [review] (緑雨) | [投票(2)] |
★3 | 若尾が型にはまり過ぎた感はあるが、岸田の熱演は見ものだし、船越や川津を含め役者の弾けっぷりは楽しい。ただ新藤脚本の生真面目さが災いしてか増村演出が弾け切っておらず、中途半端な喜劇のような味わいとなっているのが残念。 (ナム太郎) | [投票(2)] |
★3 | 製作期間と上映時間の制約を逆手にとったのか殆どセットで情景描写やフルショットを廃し、画面の奥行きを利用してワンショットの中に複数の人物を押し込めたカットの連続が心地よい緊張とスピード感を生む。そのぶん余韻が足りないのも増村は折込済み? (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★3 | 岸田今日子の粘着質な演技はさすがなのだが、「仕様がないよ、岸田今日子なんだから」と言う気がして、いまいち墜ちていった感じがしない。 [review] (さず) | [投票(1)] |
★3 | 温湿度感低めに設定し陰影を濃くつけた映像設計はそれなりの斬新さを示しているが、『花様年華』に蹂躙された経験のある者にとってはもう周回遅れの感がある。ただ若尾文子の花柄プリントの洋服と岸田今日子の無彩色の和服の対比の生む艶には参った。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | 若尾文子を観音様として崇め奉りたい気持ちはわからんでもないが、少しやりすぎで滑稽に映る。あの話を延々と黙って聞いてたおじさんは、どんだけ猥談好きやねん。
(TOMIMORI) | [投票(1)] |
★3 | むしろ素朴というか、昔の人というか。すぐ死ぬ死ぬ言うんじゃありません。 (reif) | [投票(1)] |
★2 | 谷崎文学を読み違えたBADムービー [review] (junojuna) | [投票(5)] |
★2 | 本作で増村が若尾文子に向けた視線は、女性美の追及者・谷崎潤一郎のそれとは全く異質のものだ。説得力不足。 (町田) | [投票] |
★0 | 嬲(なぶ)るの反対語は、やはり嫐(なぶ)るでした。 (BRAVO30000W!) | [投票] |