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冬の光 (1963/スウェーデン)

Winter Light
Nattvardsgästerna

[Drama]
製作アラン・エクルンド
監督イングマール・ベルイマン
脚本イングマール・ベルイマン
撮影スヴェン・ニクヴィスト
出演イングリッド・チューリン / グンナール・ビョルンストランド / マックス・フォン・シドー / グンネル・リンドブロム
あらすじ鐘の音もかじかんで聞こえる北欧の冬。日曜の午後。小さな漁村の片田舎の教会で、トーマスは、数日前に引いた風邪を押して、礼拝を行っている。参加者は数えるほどだし、賛美歌も全然揃わない。だが、そのうちの一人、オールドミスの小学校教師マッタの神父に注がれる眼差しだけが少し違う。そして一人咳き込みながらも、なかば機械的に淡々と聖体拝受を行うトーマス。やがて聖餐式は終わり、やれやれと倒れそうになりながら部屋に戻った彼に、漁師である夫ヨーナスを連れて妻カーリンが相談に訪ねてくる。ヨーナスは、中国が原爆開発を行っているのではという最近の報道で、漠然とした絶望感と虚無感にとらわれ、生きる意志を失いつつあるというのだった。 [more] (muffler&silencer[消音装置])[投票(4)]
Comments
全14 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5神の在不在に関心が無くとも孤絶された世界と向き合う人々の圧倒的なニヒリズムには深い共感を覚える。ニクヴィスト撮影は余りに厳しい風土を切り取り単調なまでの長廻しを用いてハードボイルドそのもの。対極の『沈黙』の話法と双璧と思う。 (けにろん)[投票(2)]
★5神の沈黙は宗教家にとって死にも値する最大の苦悩だ。 (教祖)[投票]
★4芯まで冷えきった石のような心からしか「祈り」は生れない。だが、芯まで冷えきった石のような心では、その「応え」は聞こえない。「冬の光」は長く見つめていると雪目になる。 [review] (muffler&silencer[消音装置])[投票(4)]
★4問われるべきは神の欠如(不在)ではなく過剰であり、付き纏い嫉妬深く命令し続ける者こそ迷えるキリスト教徒にとっての神なのだった。 [review] (寒山)[投票(2)]
★4神の沈黙について、あまりに人間的に悩む。ので、ベルイマンのキリスト教に対する思いは、とても人間臭くて受け入れやすい。 [review] (くたー)[投票(1)]
★4美しい陰影は、「神の不在」というテーマと唯一無二の絶妙な組み合わせだと感じた。なぜそのように感じたかはわからない。あるいは美しい光は厳しい気候を照らし出すだけのものだったのかもしれない。 (ハム)[投票]
★4全体に漂う空気がやっぱりいい。ベルイマンはいい。 [review] (バーボンボンバー)[投票]
★4ベルイマンは好きになれん人ですがスベン・ニクビストのカメラが冴えてました。 (動物園のクマ)[投票]
★3きつい話です。ニクヴィストの撮影は冷徹そのもの。 (赤い戦車)[投票]
★3日本人の多くがあまり考えることのない「宗教とは?」というベルイマンの問題提起ですな。 [review] (TO−Y)[投票]
★3非常に重い。寝る前に見るんじゃなかった。 [review] (ころ阿弥)[投票]
★3悲惨である。信じるものに頼る。では何を信じるのか。神か、人か、己か?。どうせ裏切られるのであれば、神よりは得体の知れた他人や自分に絶望し思い悩む方が気楽だ。神とはなんと罪作りな概念なんだ、と俗人の私は思ってしまうのであります。 (ぽんしゅう)[投票]
★3光が差すシーンはやらせでも凄いと思った。話には興味が持続しなかった。 (coma)[投票]
★3神父が神を信じられなくなる、という信じられん話。しかし「光」の具合は見事と言うしかない。 (ドド)[投票]
Ratings
5点6人******
4点15人***************
3点12人************
2点0人
1点0人
33人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
〓じつは3部作〓 (ドド)[投票(11)]
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