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ベロニカ・フォスのあこがれ (1982/独)
Die Sehnsucht der Veronika Voss
[Drama]
監督 | ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー |
脚本 | ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー / ペーター・メルテスハイマー / ピア・フレーリッヒ |
撮影 | クサファー・シュヴァルツェンベルガー |
音楽 | ペーア・ラーベン |
出演 | ローゼル・ツェッヒ / ヒルマー・ターテ / コーネリア・フロベス |
あらすじ | 1955年のミュンヘン。スポーツ記者ロベルト(ヒルマール・ターテ)は、或る雨の夜に傘もささずに濡れそぼる中年女性(ローゼル・ツェッヒ)に心惹かれるものを感じる。数日後、件の女性から電話があり会うと自分は女優のベロニカ・フォスだと名乗りロベルトから300マルク借りて去って行ったのだ。調べるとベロニカ・フォスというのは戦前の大スターであったが、今では忘れ去られた存在で誰も居所さえ知らないのであった。そして、彼はベロニカを探し始めるが…。『マリア・ブラウンの結婚』『ローラ』と合わせてファスビンダー戦後ドイツ3部作を形成する82年ベルリン国際映画祭グランプリ受賞作。 (けにろん) | [投票] |
見届けた後は、読んだ本を閉じるように元の生活へと戻るだけ。 しかし、蹴球場へ向かうように指示するその顔はやはり厳しい。 [review] (田原木) | [投票(1)] | |
ドイツ版『サンセット大通り』を、光と影の極度なコントラストや技巧の粋を行く多くの小道具等、意識的に刻印された戦前ドイツ表現主義の残滓で縁取り、一方でシークェンスごとの情感は遍く濡れている。更に得意の退廃をも織り込んだ凝縮の宝石。完璧である。 (けにろん) | [投票] | |
ファスビンダー氏にとっては、もはや救済も悪の告発も、興味の範疇には入ってないらしい。 [review] (くたー) | [投票(1)] | |
ベロニカが異様。あこがれより‘渇望’だろう。映画(女優)、ミステリー、愛が混然として、消化不良になりそうだ。光のフラッシュ、壁の白さが異様。個性を出し過ぎた音楽も不協和音気味だ。彼女の歌うディーン・マーティンの‘想い出はかくの如し’で一息付く。 (KEI) | [投票] | |
いろいろ考えるよりは普通のメロドラマとして楽しむほうがいいと思う。画面がむやみに見にくいのは狙いか? (_) | [投票] | |
話としてはなかなかだが、画面が見にくい。露出オーバー気味なのはわざと? (ころ阿弥) | [投票] |
Ratings
4人 | ||
7人 | ||
3人 | ||
1人 | ||
0人 | ||
計 | 15人 | 平均 | (* = 1)
POV
ベルリン国際映画祭作品賞(金熊賞)受賞リスト (ハイズ) | [投票(9)] | ドイツ映画史と映画で観るドイツ史 (町田) | [投票(5)] |
パーソナル・カルト20 (けにろん) | [投票(3)] | セシル・Bとスプロケット・ホールズ達の入墨 (kaki) | [投票(1)] |
Links
IMDB | The Internet Movie Database |
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