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風が吹くとき (1986/)

When the Wind Blows

[Animation/War]
製作ジョン・コーテス
監督ジミー・T・ムラカミ
脚本レイモンド・ブリッグス
原作レイモンド・ブリッグス
音楽ロジャー・ウォーターズ
出演ペギー・アシュクロフト / ジョン・ミルズ
あらすじイギリスの片田舎に住んでいた老夫婦は、何気なく聴いていたラジオで核戦争の勃発を知る。近日中に核が落ちる、という話を聴いた夫は資料を元に即席の核シェルターをこしらえたり、水や食料の備えをしたりと慌しい。一方の妻はいまいちピンと来ないまま、普段と変わらぬ生活を送る。そして数日後「風」が吹き荒れた。シェルターのおかげで生き延びた老夫婦は、助けが来るまで生き延びようとするが……。レイモンド・ブリッグスのベストセラー同名絵本を映画化した長編アニメーション映画。 (荒馬大介)[投票]
Comments
全37 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5いつの時代も核の恐怖を描く人がいて、にも関わらず世界のどこかでいつも戦争が起こっている。人間とは矛盾した生き物だなとつくづく。相変わらず戦争映画流行りではあるが、それらよりもこの映画に説得力があるのはアニメの主人公達は演技をしていないからだろう。だから怖い。 (tkcrows)[投票(4)]
★5淡々と、しかし徐々に確実に心の深部まで染み込む。哀しみは放射能のように。映像は原作のコマ割りそのもの。全人類必見。 (chilidog)[投票(1)]
★4題名はマザー・グースの童謡からの引用。「風が吹いたらゆりかごゆれた…枝が折れたらゆりかごおちた…ぼうやとゆりかご いっしょにおちた」…お互いを労りながら「日常」生活を淡々と営む老夫婦の姿は、観る者を深い悲しみと激しい怒りで包むことだろう。 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(2)]
★4「さむがりやのサンタ」の絵柄で内容があれ。凄かった。 (甘崎庵)[投票(1)]
★4この作品を観てフト木下蓮三の短編を思い出した。両者とも共通するものがあり、訴えかけるものが非常に強かった。 (荒馬大介)[投票(1)]
★4きっと恐くて眠れない子も出るんだろうけど,小学校の体育館で上映して下さい。 (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★4政府を信頼して淡々となくなっていく。あまりにも物悲しい。(2023/05/09/NICL) [review] (USIU)[投票]
★4描写のリアルさに驚くが、それ故大いに意義のある映画作品だと思う。 [review] (KEI)[投票]
★4ほのぼのとした絵柄と夫婦の会話が逆に核の恐ろしさを我々に伝えてくれます。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★4「そうするように言われたから」「マニュアルにそう書いてあったから」とその時点で思考を止めてしまう人がいるが、物事を根本的に考えなければいけないなと痛感した。 [review] (CRIMSON)[投票]
★4悲しくて、怖くて、痛い。 (YUKA)[投票]
★3この絵でよかったとしみじみ思う。明らかに怖いタッチならば、私は絵本を手にとることもなかっただろうし映画も見なかっただろうから。 [review] (tredair)[投票(5)]
★3原作の絵本は血も凍るような怖さだったが、映画はそうでもない。吹き替えは森繁久彌加藤治子。森ヒゲの「やるっきゃないんだよ」というヤングマンな台詞が印象的。日本語版監修、大島渚…。 (ペンクロフ)[投票(3)]
★3夫婦の戯画化された小市民っぷりは、素朴というよりロボット的。微笑ましい平穏な日常と戦争の対比が恐ろしいというより、国民としての義務感に盲目的に従いつつ、殆どゴリ押しのように日常生活を営み続ける機械的な頑なさが恐ろしい。この夫婦はゾンビだ。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★3「スノーマン」「さむがりやのサンタ」の絵柄で描く、核という重いテーマ。でも絵本の方が印象的。 (ミドリ公園)[投票(1)]
★3グロテスクな映画だ。実写素材の取り込みや奇をてらったカメラワークが時宜を得ず、非被曝国ゆえの無知を差し引いても老夫婦の現状認識力は平均を遥かに下回る。しかし、だから哀れで、胸苦しい。爆風が家屋を壊し、自動車を転がすさまを微速度で描き連ねたシーンが、絵柄と出来事の不和の臨界点を示す。 (3819695)[投票]
★3まだ子供で、予備知識もなく絵がかわいいから観たのに、淡々とした恐さがしばらく忘れられなかった覚えがある。 (わわ)[投票]
★3とっても可愛らしい絵のクセに、淡々と怖い。小さい子供に見せたらトラウマになるんじゃないかという程の怖さ。『はだしのゲン』より怖いかも。 (m)[投票]
★3いじらしい程に無知。だが何も知らずに死ぬというのは、ある意味幸せかもしれない。 (水木クロ)[投票]
★3夫婦の会話がずれてて妙におかしく、それがかえって核兵器の怖さを増していた感じ。こどもだけでなくおとなにも観て欲しい作品。 (シサン)[投票]
★2タダの「ボケ夫婦」にしか見えない点が恐ろしい (ボイス母)[投票]
★0公開当時、実家の近くの公民館で観た。あまりにインパクトが強くて、同時期に観た「はだしのゲン」が霞んで見えた。結局これが初めての映画体験。これ以上怖いものって無いんじゃないかという位恐ろしい。 (マッツァ)[投票(1)]
Ratings
5点8人********
4点40人****************************************
3点38人**************************************
2点2人**
1点1人*
89人平均 ★3.6(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
図書館 (minoru)[投票(18)]−終末を描いたSF映画− (kawa)[投票(12)]
偶然?同じ邦題(タイトル)になった映画たち (いくけん)[投票(9)]ミュージシャンによる映画音楽 (HW)[投票(6)]
♪主題歌大好き(^o^)〜♪ (レディ・スターダスト)[投票(5)] (死ぬまでシネマ)[投票(4)]
db (レディ・スターダスト)[投票(4)]トラウマ・シーン全集・荒馬大介編 (荒馬大介)[投票(3)]
サー・ジョン・ミルズとその家族 ()[投票(1)]〜風〜 (chilidog)[投票]
第○○○回記念コメント (ガブリエルアン・カットグラ)[投票]
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