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赤毛 (1969/)

[Drama/Action]
製作三船敏郎 / 西川善男
監督岡本喜八
脚本岡本喜八 / 廣澤榮
撮影斎藤孝雄
美術植田寛
音楽佐藤勝
出演三船敏郎 / 岩下志麻 / 高橋悦史 / 寺田農 / 望月優子 / 乙羽信子 / 吉村実子 / 岡田可愛 / 神山繁 / 天本英世 / 花沢徳衛 / 岸田森 / 砂塚秀夫 / 左卜全 / 睦五郎 / 草野大悟 / 富田仲次郎 / 常田富士男 / 浜村純 / 堺左千夫 / 山本廉 / 長谷川弘 / 三戸部スエ / 中山豊 / 地井武男 / 阿知波信介 / 佐渡絹代 / 田中浩 / 木村博人 / 伊藤雄之助 / 田村高廣
あらすじ時は幕末慶応4年。官軍赤報隊一番隊隊長・相良総三(さがらそうぞう)配下の百姓侍・権三(三船敏郎)は、街道沿いにある故郷の鎮撫の先方に名乗り出る。赤報隊の象徴である赤毛を借り十年ぶりに故郷へ錦を飾った権三が目にしたのは昔と変わらぬ悪代官・高利貸し等の圧政だった。 各方面から賞賛を受けた岡本喜八監督の中期代表作。<東宝/116分/カラー/スコープ> (町田)[投票]
Comments
全22 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5泣いた。 [review] (町田)[投票(4)]
★5すぐだまされる。すぐ忘れる。すぐ手のひら返しする。すぐ買収される。言葉を信じれない。大衆を指導しなければと言って一人逃げる知識人。抵抗とは言ってもいいところみんなで踊る程度としてしか現実しない。日本の大衆性を見事に映画化。 (pinkblue)[投票(2)]
★5岡本喜八、再発見! (ボイス母)[投票]
★4時代の一瞬を切り取る岡本喜八の手腕はさすが。それにしても大根三船と岩下の新生姜。そして間に入る大女優乙羽信子が画面をかっさらう [review] (ペペロンチーノ)[投票(7)]
★4集団における三船の正しい役回りと言えば、「バカ大将」。それも誰もついて来ない哀しい大将である。連合艦隊司令長官などに祭り上げられた日には、部下がヒドイ目にあうのは実証済みだ。そして喜八が彼の上におく唯一無二の存在。 [review] (水那岐)[投票(2)]
★4乙羽信子の狂ったようなええじゃないかと踊りだすあたりはすごいな。けど、ええじゃないかの大合唱はそろい過ぎててなんかなぁって感じ。もっと騒然として欲しかった。どもる三船。けっこう良かった。 (ピロちゃんきゅ〜)[投票(2)]
★4主演が三船敏郎、ヒロインが岩下志麻となると、中盤くらいまではどうしても微妙に退屈なんだが、悲劇へと向う後半にかけて加速度的に面白くなる。終盤、怒りを爆発させる三船敏郎乙羽信子寺田農、表情で全てを物語る望月優子の力演。「ええじゃないか」の圧倒的な迫力は、メインに描いた今村昌平の『ええじゃないか』よりもよっぽど効果も見応えもあって泣ける。['08.4.14浅草新劇場] (直人)[投票(1)]
★4ほとばしる才気にあふれながら、時にその才気がいやみに感じられる、喜八監督の姿そのままのような映画というべきか。しかしそういう形で自分の思う様を正直に、打算なくスクリーンに映し出そうとする喜八監督の、映画人としての純粋さは、何らかの心地よさをもたらす。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
★4歴史に使い捨てにされる男を描けば岡本喜八は絶品である。少しだけコミカルに、そして優しく。そうでもしなきゃ歴史の波にゃあ勝てないから。だが、それでも勝てない男を描くのが喜八なのだ。 (sawa:38)[投票(1)]
★4喜八版オール・スターゲーム。『肉弾』から寺田農。『ああ爆弾』から伊藤雄之助と砂塚秀夫。さらに岸田森がおいしいところを一人でかっさらう。『赤影』見てる暇があったら『赤毛』を見ろ! (リーダー)[投票(1)]
★4どうして喜八作品はこれほど役者が生き生きとするのでしょうか。 (タモリ)[投票(1)]
★4役者はそれぞれすばらしいが・・・。コメディかシリアスか、変に中途半端では。それに悪役(官軍)がステレオタイプすぎます。 (worianne)[投票(1)]
★4三船黒澤から離れるとだめになる。しかし岡本喜八はさすがだ。三船プロを完璧に侮っている。素晴らしい。 (chokobo)[投票(1)]
★4もう、「お見事!」といいたくなるような映画でした。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★4岡本喜八は歴史をあくまで身体レヴェルの問題として語る。三船敏郎の疾駆や乙羽信子の「ええじゃないか」、画面に横溢する「肉体」と色彩の鮮やかさ・豊かさは涙腺を刺激するにじゅうぶんだろう。中盤までのコメディックな演出は決まっているが、それが却って終盤の展開の痛ましさを倍加させる。佐藤勝の音楽もよい。 (3819695)[投票]
★4熱く焼けた鉄板の上を裸足で踊っている様な狂宴のええじゃないか。 時代の流れに流されながらも、その中に確実にあった一陣の風の様な印象。 [review] (あき♪)[投票]
★3民衆の神様 [review] (ちわわ)[投票(2)]
★3三船を含め天領の安い年貢でぬくぬくとしてきた百姓どもには深みがない。が、幕臣軍団の深刻劇で彼らが浮き始めると、思想を表現できない苦しみが何となく理解もされてくる。 (disjunctive)[投票(2)]
★3一途な純情キャラというのが、この頃の三船ではもうこそばゆい。岡本一家総出の脇芸の競い合いが楽しく、何とかそれを補完しているが、終盤では、凡庸な展開が全てを飲み込み、何もかもが哀しいまでにしぼんでしまった。 (けにろん)[投票(2)]
★3三船さん、今回のキャラはちょっと年齢的にも無理があるような気が… [review] (づん)[投票(1)]
★3乙羽信子の痛切な「ええじゃないか」に、信用に足るものなど絶対に、上から勝手に降りてきたりしないのだという岡本喜八の体験的信念が滲む。「葵」が「菊」に代わったように、今だって「菊」が「星条旗」になっただけじゃないかと言いたかったのだろう。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3三船さん出すぎなのがいやらしいし、こう大根演技合戦をずっと続けられては辛い。妙なテンションを持ってはいるが。 (ドド)[投票(1)]
Ratings
5点6人******
4点23人***********************
3点11人***********
2点0人
1点0人
40人平均 ★3.9(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
脳梗塞 (けにろん)[投票(2)]時代劇、再発見! (ボイス母)[投票]
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