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毎日が夏休み (1994/)

[Comedy]
製作藤峰貞利
監督金子修介
脚本金子修介
原作大島弓子
撮影柴崎幸三
美術及川一
音楽大谷幸
出演佐伯日菜子 / 佐野史郎 / 風吹ジュン / 高橋ひとみ / 益岡徹 / 黒田福美 / 上田耕一 / 戸田恵子 / 林キセ子 / 小野寺昭
あらすじ舞台は現代日本。一流女子中学に通うスギナ(佐伯日菜子)は、いじめのため家族に内緒で登校拒否をしていた。…ある日彼女は、平日の公園で義父の成雪(佐野史郎)と出会う。エリートサラリーマンであるはずの彼は、これまたなんと家族に内緒で会社を辞めていたのだ!…娘の登校拒否を知った成雪は、彼女と共になんでも屋…もとい、会社を始めることを決意する。優雅な現実を一瞬にして剥奪されうろたえる妻・良子(風吹ジュン)を尻目に…。大島弓子の同名コミックを映画化。毎日が夏休みになっちゃった親子の姿をほのぼのと描いたコメディ。(本篇94分:1994年日本アカデミー賞新人俳優賞(佐伯日菜子)受賞作品・キネ旬10位) (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(1)]
Comments
全22 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5この映画を観てすごく気分が楽になりました。 (ヒラタデン)[投票(1)]
★5予定調和的なコメディと言うより、むしろ良質で暖かな珍奇ファンタジー映画と言いたい。主役の娘のふんわか少女系キャラクターとナレーションだけで珍奇点高し。 (pinkblue)[投票]
★4娘(佐伯日菜子)と義父(佐野史朗)が漂わせる飄々としたムードによって二人の非常識と母親(風吹ジュン)=世間の常識が逆転するさまが心地良い。金子修介は日常のリズムを壊すことで、日々の不安と窮屈さの中から安らぎを抽出してみせた。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
★4良質の児童小説みたいな作品。暖かな陽だまりのイメージです (ルッコラ)[投票(3)]
★4超爽やか〜な作品。佐伯日菜子の棒読みセリフがなぜかマッチしていて良いカンジです。 (まグ)[投票(3)]
★4佐野史郎に無表情な演技をさせ、佐伯日菜子(新人)のつたなさを見事に作品の持ち味にした金子修介はさすが。微妙に大島弓子っぽいとこも個人的には好き。 (フライヤー1号)[投票(2)]
★4少女の言葉で語られ、少女の瑞々しい視線で描かれる至福のファンタジー。佐伯日菜子のぎこちない演技、ぎこちないナレーション、そしてぎこちない義父との関係…それがいつのまにか観る者の胸にうまくとけこんでいく過程がほんのりと心地よい。 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(1)]
★4良質な女流マンガには、未だ映画が手を付けていないテーマが眠っている。 (ニュー人生ゲーム)[投票(1)]
★4こんな棒読みの映画をこんなに愛しくなるとは思わなかった。監督は人の使い方を知っている。 (tkcrows)[投票(1)]
★4客席に笑いの絶えない愉快な漫画映画で、白眉は佐伯日菜子の超然たる登校拒否。救われた人も多かっただろう。ただ、貫かれた倫理の辿り着く先が、お客様は神様の商売人魂という認識はある意味世知辛く、作者はこれに無自覚なように思われる。 (寒山拾得)[投票]
★4失敗をした時に、「自分が謙虚になっていく。小さくなっていく。その事に感謝したい」というセリフと「時の神様がいるなら感謝したい。娘を抱きしめる事に間に合った」とシーンが感動した。棒読みのナレーションはこの際忘れよう。 (IN4MATION)[投票]
★4めいっぱい応援したくなるような素敵な家族。主役の娘の気の抜け具合が心地よい印象を残す。(2006/07) (秦野さくら)[投票]
★4新興住宅地の明るい景色が隠す世間の虚飾と残酷を痛感しながらも、ハードコアな破壊や逃走には奔らず、忍耐と自戒を持ってそこに居場所を作ろうというソフトロックのお手本。ありがちなコード(調和)を奏でながらも、それぞれのディストーション(歪み或いはズレ)は大切にする。特に佐伯日菜子のそれは奇跡的。 (kiona)[投票]
★4佐伯日菜子さん、きれいで可愛い…うっとりです。 (美喜)[投票]
★3ファーストカットの入道雲からラストの芝生の俯瞰迄なんとも魅力的な間に溢れる作品。驚くべきことに佐伯日菜子の台詞回しのたどたどしさが悪くない。特に彼女のモノローグは酷い出来だがそれだって悪くないのだ。ただし火事のシーンは性急かつ平板。また高橋ひとみの役割が中途半端。さらに風吹ジュンのキャラクター造型も中途半端。 (ゑぎ)[投票(2)]
★3主演2人のセリフ廻しを聞いて「大丈夫か?」と思ったが、段々それが耳に心地よくなってきた。やりすぎればイヤミにもなる雰囲気を抑え、あくまで爽やかな作品に仕上げた。★3.5。 (mize)[投票(2)]
★3自閉スペクトラムを根性で矯正できるわけがないから因果がおかしくなる。火事場に義父を向かわせたのは拘りなのだが、その現場で矯正が勃発する。しかし向かえた時点で矯正の必要がない。主軸は矯正ではなく意図せざる善にあり、 [review] (disjunctive)[投票(1)]
★3演じる役者の芝居臭さも含めた厭らしさ漂う世界から超脱する、佐伯日菜子の麗しき棒読み。俗世に対する佐野史郎の聡明なる愚鈍さを、良い意味での常識で救う佐伯の安定感。日本映画史上に記憶すべきコンビかも。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★3佐伯日菜子のぎこちない演技に、目を覆いかけたが、作品全体の持つほんのりとした雰囲気に溶け込んでいて、持ち味として生かされていた。 (ことは)[投票(1)]
★3明るく楽しい会社退職と登校拒否。奇矯な父娘の“前向き人生”の勧め。 (KEI)[投票]
★3原作のほわーんとした感じが出ていなかったけど、それなりに見れた。風吹ジュンいいです。 (ぱーこ)[投票]
★3同監督の「1999年の夏休み」とはうって変わっての良質コメディ。行きたくない学校なんて行かなくて良い♪痛快です。 (しど)[投票]
Ratings
5点3人***
4点29人*****************************
3点29人*****************************
2点1人*
1点0人
62人平均 ★3.5(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
隠れた名作、あるいは迷作? (Linus)[投票(8)]僕流偏愛邦画傑作選 (ことは)[投票(4)]
秋日子かく語りき (は津美)[投票(3)]
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