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火まつり (1985/)

製作清水一彦
監督柳町光男
脚本中上健次
撮影田村正毅
音楽武満徹
出演北大路欣也 / 太地喜和子 / 中本良太 / 三木のり平 / 安岡力也 / 宮下順子
あらすじ熊野の山林で働く「タツオ」(北大路欣也)は「俺は山の神に愛されている。山の神を女にすることが出来るのは俺だけだ」と豪語してはばからない不遜な男。山の中を縦横無尽に駆け抜け、自然と一体となって暮らすタツオに転機が訪れようとしていた。タツオの家が建っている海沿いの一帯を、海中公園として開発しようとする計画が出てきたのだ。ある日、タツオのもとに初恋の女(太地喜和子)が帰ってくる。焼けぼっくいに火がつく二人。その矢先、生け簀に重油が撒かれるという事件が起きる。開発賛成派への嫌がらせらしい。 [more] (ボイス母)[投票(1)]
Comments
全15 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5神と人間の契約の果てにあるもの。契約は守られた!?役者自身が演技をしているのか行を積んでいるのか段々判らなくなってくる恐ろしさ。コレは演技なのか?トランス状態なのか? [review] (ボイス母)[投票(9)]
★5柳町映画と中上文学の到達点にして日本映画の大きな到達点。のはず。 (ALPACA)[投票(4)]
★5驚異的な芸術映像。精神の高まり、そして破滅。見事な映画だ。もっと見直されて良い映画だ。 (chokobo)[投票(2)]
★5殺風景な三叉路が山と海と街への線路を結びつけ揺蕩うような人の思惑が交錯し悠久の時間を刻む。その磁場のような空間を捉える田村の的確なカメラ。物語の因果や帰結は放逐され今村的土着信仰とアントニオーニ的描法のミニマリズムが渾然一体化。 (けにろん)[投票(1)]
★4最後なんでああなるのか、とかよくわからないとこが多いけど、 なんかすごい、ということはわかる。 (蒼井ゆう21)[投票(1)]
★4人と神の寓話。でもリアル。見ごたえ十分。 (モン)[投票(1)]
★4山に木霊する軽トラのパン屋の宣伝ソングや三木のり平とともに、映画は神話世界をフェイクと見做しており、フェイクなりに顕現する神話世界に独特の異様さがある。吉田喜重のインポテンツな「性と政治」路線の後裔の趣。 (寒山拾得)[投票]
★3熊野に鎮座する自然を捉えたドキュメンタリー映画。 [review] (町田)[投票(1)]
★3北大路欣也が褌を締めたところで太地喜和子にはかなわない……と、妙に納得。三木のり平の老人、安岡力也の乱暴者……等々、キャラが立っている人がこれだけ集まると壮観(それぞれが期待される役割の範疇に留まっているにしても)。 (かける)[投票(1)]
★3中上健次が好きなので、ものすごく期待して観た。期待しすぎたのかなぁ〜。役者のイメージがことごとく期待と違った。 (worianne)[投票(1)]
★3思想に支配されない世界。それは、生き物と山と海が呼応し、肉体と自然と神々の境界が薄れ互いに敏感に反応する世界。その原初的エロスとタナトスで満たされた空間では、自然の摂理が人間の欲と理性を凌駕する。映画的気迫と覚悟が足りないのがやや不満。 (ぽんしゅう)[投票]
★3ストーリーだけで観られるほどの筋書きがあるわけでもなく、映像だけで魅せるほど美しいわけでもなく、辛うじて併せ技一本と言ったところでしょうか。雰囲気は伝わるのですが、私にはこの映画の良さはわかりませんでした。 (熱田海之)[投票]
★2さっぱりわからない。北大路欣也が最後の行動に行き着くまで何があったのか、何がそうさせたのか。それまで意味不明なシーンを延々見せられ、苦痛。 (檸檬)[投票]
★2柳町ってもっと巧い監督だと思っていた。どうにも中途半端でつまらない。田村正毅の美しい映像が連なっても、こう台詞に艶が無く人物造型も平板では色褪せて見えてしまう。和歌山弁の素晴らしさが書けていないとも思う。私はこういう謎が謎として迫ってこない映画を好きになれない。 (ゑぎ)[投票]
★2今見ると気恥ずかしい場面もあるが、自然、そしてそこに暮らす人々の丹念な描写など見るべきところは多い。ただ最後が・・・?好きな人は好きかなって感じ。 (直人)[投票]
Ratings
5点4人****
4点6人******
3点9人*********
2点4人****
1点0人
23人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
(工事中)中上健次POV(工事中) (町田)[投票(7)]私は宮下順子のファンである (ぽんしゅう)[投票(4)]
人類への砲声 (ボイス母)[投票]
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