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盗まれた欲情 (1958/)

製作大塚和
監督今村昌平
脚本鈴木敏郎
原作今東光
撮影高村倉太郎
美術中村公彦
音楽黛敏郎
出演長門裕之 / 南田洋子 / 滝沢修 / 西村晃 / 菅井きん / 柳沢真一 / 小沢昭一
あらすじ大阪河内地方でドサ廻りを続ける貧乏一座に「真の演劇」を求めて入門したインテリ演劇青年・信吉(長門裕之)は都会の大学で学んだ理論に基づく新アイデアを次々提案するが、鷹揚だが少しアタマの古い座長(滝沢修)にいつも体よくなだめ空かされてしまう。信吉は座長の次女千草に惚れられているが、信吉自身は亭主持ちの長女・千鳥(南田洋子)の方に想いを寄せている。理想と現実のギャップ、敵わぬ恋に頭を悩ましながらそれでも信吉は頑張り続ける…。 これがデビュー作となる今村昌平が僧侶作家今東光原作の『テント劇場』を映画化。 <日活/92分/白黒/スコープ> (町田)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5長門裕之ってのは本当に素晴らしい役者だ。純日本的でいながら、どっか日本人離れしていて、軽快かつ繊細で・・・マキノ流悲喜劇を体現しているかのよう。 [review] (町田)[投票(2)]
★4今村昌平は最初っから桁違いの図太さがあった。日本映画史の中で忘れてはならない傑作。喜多道枝香月美奈子武智豊子といった女優陣のバイタリティも大したものだし、西村晃高原駿雄小笠原章二郎らの「雄」の情けなさも胸を打つが、長門裕之の「永遠を見た人」の表情が何と云っても忘れがたい。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4コミカルではあるが、決して批判的には描かれないドサ周り一座と河内の住人たちが謳歌する「古さ」。このルーチンとしての、ぬるま湯的心地よさに松竹大船を感じる。すると、女に引きずられるように惜別を遂げる若き演出家(長門裕之)とは今村自身にも見える。 (ぽんしゅう)[投票]
★4今村監督の描写は本当に全て直球です。デビュー作からそれがよく分かります。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4みんな「兄弟」になるとこなんか、学生劇団ではよくあるよね! モブシーンもすばらしい。 (オノエル)[投票]
★3美点は田んぼの真ん中にテント小屋建てちゃう美術でこの撮影がとてもいい。雨降って雨水ボタボタ垂れているような風情が素晴らしい。西村晃高原駿雄のコメディも冴えている。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3底抜けに煮えたぎるバイタリティは絶対的なものだろう。ただ、今村昌平にとってまだ言いたいこと、撮りたいことが絞りきれていなかった時代を感じる。群像の中のそれぞれの印象は散漫であり、そのまま狂騒的なドラマの中に取り込まれて後に何も残さない。長門裕之はその嵐に翻弄される監督のようだ。 (水那岐)[投票]
★2う〜ん、何だかよく分からないまま終わった。時代の経過のせいだろうか? (直人)[投票]
Ratings
5点1人*
4点4人****
3点7人*******
2点1人*
1点0人
13人平均 ★3.4(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
だからショウほど素敵な商売はないんだって (町田)[投票(7)]
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