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日本列島 (1965/)

監督熊井啓
脚本熊井啓
原作吉原公一郎
撮影姫田真佐久
美術千葉和彦
音楽伊福部昭
出演宇野重吉 / 芦川いづみ / 二谷英明 / 鈴木瑞穂 / 武藤章生 / 大滝秀治 / 下元勉 / 伊藤寿章 / 長尾敏之助 / 紅沢葉子 / 佐々木すみ江 / 日野道夫 / 長弘 / 雪丘恵介 / 佐野浅夫 / 北林谷栄 / 内藤武敏 / 加藤嘉
あらすじ昭和34年の秋。米軍キャンプに通訳として勤務する秋山(宇野重吉)はキャンプの中尉から東京湾に溺死体としてあがった米軍調査員の事件を調べるよう依頼される。同じ頃、新聞記者の原島(二谷英明)も事件に関心を持ち出していた。調査の過程で徐々に浮かび上がって来る大戦を挟んだ日米情報機関の謀略。そして秋山が辿り着いた証言者たちは何故か事故で死んでいくのであった…。ブルーリボン企画賞と熊井啓が同新人賞を受賞。 (けにろん)[投票]
Comments
全12 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4日本の空を縦横無尽に飛び交う米国機。やりたい放題の不良外国人。熊井啓以外にGHQ統治時代の暗黒史を取り上げる者は出てこないのか? (AONI)[投票(2)]
★4気合いの入り方が最高に近い。序盤、要領を得ぬ警察発表に大勢の記者たちが波のように蠢き、ガンガン噛みついて追求する熱気。あ、これは正座して観なきゃいかん映画だと判る。 [review] (ペンクロフ)[投票(1)]
★4謎解きではなく市井の丁寧な描写の積み重ねに眼目を置き、佐野浅夫らの悲劇を際立たせている。民藝の豪華布陣のなか芦川いづみ好演。姫田のキャメラも素晴らしい。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★4日本人向けサスペンスであり、政治色濃い内容は、やはり歴史に刻まれてほしい1本と言える。 [review] (chokobo)[投票(1)]
★4誰も最高点を付けない理由も理解できつつ、戦後日本の暗部にこのタイミングでしっかり切り込み、一定の現実的な解?(解不能?)を示してみせた、実録物黎明期の価値ある作品。でも、最後まで題名の意味は分かりませんでした笑 (ひゅうちゃん)[投票]
★4反国家権力をストレートに描いた今でも充分な問題作。白黒の映像に日活の演技派俳優の生き生きとした演技が見もの。まあ、ハナシはGHQ時代の日本の黒い霧のダイジェストなんだが、権力に屈しないぞという議事堂を背景のラストは爽快。 (セント)[投票]
★4謎解き自体はスリリングでなかなか面白いのですが、途中までの展開から結末が見えてしまうのが難。 (熱田海之)[投票]
★3これはそれまでのプレスコードに対する具体的な戦いだったのだろう。が、今見ると、権力を名指しで告発することの半ば目的の達成感、組織謀略という切り口によるダイジェスト感が気になる。 [review] (おーい粗茶)[投票(3)]
★3意欲作であるが、前半は少し勿体ぶり過ぎだし、扱うテーマにしては「見えない恐怖」表現が足りない。伊福部昭の音楽が勿体無いです。ただ宇野重・鈴木瑞穂といった慰撫し銀に二谷の軽薄さを加えたのは映画的前進。 (町田)[投票(3)]
★3「戦後」だった時代の物語。しかし今なお、ある一国に全幅の信頼を寄せることの底知れぬ危うさを痛感させられる。リベラリズムを標榜する自分にしても、だ。 (水那岐)[投票(2)]
★3初っ端から謎の提示でグイグイ引っ張る。 米軍の口さえ塞いだ圧力、暗躍する謎の組織、次々と消されていく関係者。 これは幽霊よりも殺人鬼よりも遥かに怖いです。 (たかやまひろふみ)[投票(1)]
★3壮大な国際的謀略を孕む前半から後半になるにつれ馬脚が現れどこかスケールダウン。対象が見えぬ怨嗟は虚空に消える。何かと言えば米軍機を象徴的に飛ばせるのも1,2回ならともかくやりすぎで芸もない。日本側情報機関のフィクサー大滝が不気味に好演。 (けにろん)[投票(1)]
Ratings
5点0人
4点8人********
3点9人*********
2点0人
1点0人
17人平均 ★3.5(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
日本実録犯罪映画 (町田)[投票(23)]双葉十三郎が選ぶ日本映画監督50人 (AONI)[投票(16)]
バイブル2 (けにろん)[投票(13)]スパイ映画大全 (AONI)[投票(12)]
キネマ旬報ベスト・テン脚本賞一覧 (寒山拾得)[投票(5)]
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