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張込み (1957/)

[Drama/Mystery]
製作小倉武志
監督野村芳太郎
脚本橋本忍
原作松本清張
撮影井上晴二
美術逆井清一郎
音楽黛敏郎
衣装山口松男
出演大木実 / 田村高廣 / 高峰秀子 / 宮口精二 / 高千穂ひづる / 内田良平 / 菅井きん / 清水将夫 / 藤原釜足 / 文野朋子 / 浦辺粂子 / 山本和子 / 小田切みき / 北林谷栄 / 玉島愛造 / 芦田伸介 / 南進一郎 / 近衛敏明 / 多々良純 / 福岡正剛 / 大友純
あらすじ東京で起こった殺人事件で逮捕された男の証言で、この事件には共犯の男(田村高廣)がおり、さらにこの男には昔の情婦(高峰秀子)がいるということが判明した。犯人はこの元情婦のもとにやって来るはずだとにらんだ刑事(大木実宮口精二)は、この女の嫁ぎ先の佐賀へ飛び、張込みを開始する。果たして犯人は本当に現れるのか…? (Yasu)[投票]
Comments
全31 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5冒頭の汽車旅、民宿での張込み、雨中の尾行、乗合バス、湯治場への追跡などいいシーンが目白押しです。 [review] (おーい粗茶)[投票(4)]
★5若干の地理的移動以外は、全編通じて猛烈な暑気に支配された静的な設定であるにもかかわらず終始映画が躍動している。それは、遅々とした日常と、若い刑事の忸怩たる心の動揺が増幅された動きだ。微塵の隙もなく、かつ驚くべき丁寧さで紡がれたショット群の賜物。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★5先ずはタイトルロゴを出すタイミングが絶妙。汗が滴る九州の暑い夏・向かいの旅館での覗き、いや張込みか。決して派手な事は起こらないが、ずっと見入ってしまう魅力がある。刑事を中心とした周りの人々も丹念に描かれ、何か佐賀へ旅した気分にもさせてくれる。ミステリーと言うより、女性の本音と建前・一刑事の前向きな心情の変化を、地道な張込みを通して活写した人間ドラマ部分に比重が置かれている。これは気に入った。 (クワドラAS)[投票(1)]
★4うだるような暑さの中で張り込む刑事二人(大木実宮口精二)と涼しげな主婦(高峰秀子)の対比が見事 [review] (TOMIMORI)[投票(3)]
★4日常と言う退屈さと、日本の夏の暑さと言うけだるさ。 [review] (あき♪)[投票(3)]
★4「張込み」というより、若刑事のものすごい「思い込み」で引き摺られていく作品。当時の時事風俗と、真夏の眠ったような時間が流れる中で、見下ろす「貞節で物静かで人生を諦めきった人妻の日常」は、たいそうエロかった。 (はしぼそがらす)[投票(2)]
★4日本一「暑い」映画。 (りかちゅ)[投票(2)]
★4犯罪を日常性のなかでとらえた現実感がある。原作の短編に忠実だったら1時間で終わっただろう。橋本忍の脚本では女性に対する思いやりが見受けられる。 (斎藤勘解由)[投票(2)]
★4精緻な設計図を基に徹底した撮影現場のコンテクストを描いて臨んだと思しき一点一画を忽せにしない職人仕事の趣がある。拘りを感じさせるアバンタイトルの異様な長さが意識の程を表出。しかし、設計図を突き破るものも感じられない。 (けにろん)[投票(2)]
★4原作は清張の代表作の1つで、傑作短編だ。橋本は原作をもっと膨らませ、‘橋本の張込み’にした。 [review] (KEI)[投票(1)]
★4第3位。 [review] (まー)[投票(1)]
★4監督の映像、構図へのこだわりが全編に感じられる。本当によく作り込んだ作品だと思う。 (RED DANCER)[投票]
★4シナリオ学校に通っていた頃の教科書に載っていました。 [review] (chokobo)[投票]
★3仮にも「窃視」と「尾行」の映画のつもりならば、これでは演出が不精確すぎる。サスペンス創出術は落第級。野村大木実高峰秀子の間にあるべき「距離感」をまるで掴めていないからだ。一方、無為の時間の描き方には魅力を感じぬでもない。最もよくフィルムに収まっているのは刑事の無為と徒労だ。 (3819695)[投票(4)]
★3タイトル画面の興奮が忘れられない。非常に手堅い作りで耳がキンキンする音楽も嫌味でない。しかしながら教科書の域をでないまま、真面目過ぎるのが仇になったか。74/100 (たろ)[投票]
★3いそいそと張込みを始める刑事たちの姿に、なんか楽しいかも、俺もやりたい、という感じはした。 (G31)[投票]
★3ひー、観てるだけで暑い暑い。だけど、この暑さがなければちょっと味気ない作品になっていたのだろうね。 (パグのしっぽ)[投票]
★3監督のリアリズム追求の姿勢に好感度大。白眉はオープニングだ。世界の車窓ならぬ20時間汽車の旅。ついでにDVD特典のシネマ紀行みると、かの温泉地へ赴きたくなる。 (氷野晴郎)[投票]
★3昭和30年代初期の時代風景にはびっくりさせられる。現代の鉄道関係者が見たら卒倒しそうな乗り込み方とか、電話が一般家庭に普及していないこと、東京−佐賀間が夜行の急行でも丸一日がかりとか、こ、これが日本か、という光景にはちょっと驚く。 [review] (シーチキン)[投票]
★3この映画の良いところを示すだけなら何も起こらなくて終わってもいいくらいだが,矢張りアクションが起こるからこそ日常も凍みるというものだ。鈍行で九州に行った記憶が甦る映画。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★2被害者の心理をご親切にも観客にいちいち説明してくれる高飛車な映画のどこが面白いのか不明。鉄ちゃん振りを発揮する金があったら、余りにもショボい工事の発破をもう少しなんとかすればいいのにと思う。大木実の暑苦しい顔しか記憶に残らず。 (寒山拾得)[投票]
★2う〜〜〜ん。良さが分かりませんでした。 (ユキポン)[投票]
Ratings
5点9人*********
4点30人******************************
3点22人**********************
2点5人*****
1点0人
66人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
読んでから見るか、見てから読むか。 (シーチキン)[投票(14)]各国刑事・警察官事情 (ゆーこ and One thing)[投票(14)]
脚本職人・橋本忍の技 厳選 (斎藤勘解由)[投票(11)]偶然?同じ邦題(タイトル)になった映画たち (いくけん)[投票(9)]
黒い年代記 〜松本清張の世界 (町田)[投票(3)]この松本清張がすごい! (まー)[投票]
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