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ヒポクラテスたち (1980/)

Disciples of Hippocrates

[Drama]
製作佐々木史朗
監督大森一樹
脚本大森一樹
撮影堀田泰寛
美術大谷和正
音楽千野秀一
出演古尾谷雅人 / 伊藤蘭 / 光田昌弘 / 狩場勉 / 柄本明 / 真喜志きさ子 / 小倉一郎 / 阿藤海 / 内藤剛志 / 金子吉延 / 斉藤洋介 / 牟田悌三 / 草薙幸二郎 / 絵沢萠子 / 角替和枝 / 二瓶正也 / 高山千草 / 森本レオ / 鈴木清順 / 手塚治虫 / 原田芳雄 / 渡辺文雄
あらすじ荻野愛作(古尾谷雅人)は医学生。産婦人科のレポートはよく書けるが、昔なじみの図書館員を妊娠させてしまう、少々使命感の足りない凡俗であった。彼のまわりに集まる者たちは、ある者は学生運動に魂を燃やし、ある者は医者制度そのものに疑念を抱き、それぞれに青春のなかでブスブスと燻りつづけていた。そんな毎日のなかで、愛作はじょじょに毎日の不条理に冒され、幻覚におびえるようになってゆくのだった。〔126分/カラー/スタンダード〕 (水那岐)[投票(3)]
Comments
全35 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5若者の輝く群像。それなりに時代を反映しているが、いつの時代でも不変です。楽しい学生生活の中にもちょっぴりにがい人生の真実を見せたいい映画です。 [review] (セント)[投票(5)]
★5真剣(マジメ)さが馬鹿にされることなく生きていけた時代なのだろうか。随所に見られる学生達の真剣(マジメ)さは、一見それを冷ややかに見ていそうな主人公にも、根底にはしっかりと根付いているように思えた。 (蒼井ゆう21)[投票(4)]
★5最後の「だれそれはその後どうしたこうした」というナレーションはすごくそっけないが、そのぶん冷酷で心に迫るものがあった。あまりにストレートな青春映画。 [review] (ハム)[投票(2)]
★4大森一樹ベスト1作品。現在までのという注釈必要なし。なぜならばもう大森一樹にはこれ以上の作品を撮る気力も才能もないから。本当に立派な職業映画監督になっちまった! (minus-zero)[投票(5)]
★480年代のバブルって日本の精神までもを退廃させていたのでしょうか。とはいえ、良くも悪くもまさに80年代的なアバンギャルド作品。 [review] (バーボンボンバー)[投票(3)]
★4好きなだけ悩んだり泣いたりすればいい。とりあえず生きていく気が(少しでも)あるのなら。 (tredair)[投票(3)]
★480年代的な軽さが充満してる一方で、内藤剛志のキャラやその周辺描写に学生運動の残滓を感じる。時代の端境期という雰囲気が全編濃厚。こういう作品を今狙って作ろうと思っても作れないんだろう。古尾谷雅人伊藤蘭も陰のある役柄を力むことなく好演。 (太陽と戦慄)[投票(2)]
★4この映画で古尾谷雅人が生き続ける。 (カレルレン)[投票(2)]
★4今見ると豪華な役者陣に驚く。しかもキャラクターの振り分けも適材適所、的確でうまい。連続ドラマにしたらさぞや見ごたえあるだろう。軽いタッチだが、実はかなり重いテーマが横たわっていると思う。 [review] (TOMIMORI)[投票(2)]
★4大森一樹監督の理想(ヒポクラテスたち)と現実(シュート!)。 関係ないですが、お医者さんは、モンモン入ってる人を手術する時、絵柄があうように縫うそうです。めっちゃ緊張するとか。ほんまかいな! 清順さんと治虫氏、いい味だしてますねぇ〜。 (Linus)[投票(2)]
★4医大生たちの苦悩と煩悶といい加減さが炸裂するフィルム。この試練に耐えてあえて医者にならんとする者は、大きな使命感に突き動かされているか、それとも何も考えていないかのどちらかなのだろう。とはいえ、死の重さと生の軽さが等価値としてあるこのフィルム、「あの」ラストつきで自分は好きです。 (水那岐)[投票(2)]
★4漠然と拡散し続ける希望の先に、責任という名の帰結に向かって収束する行く末が垣間見たとき、青春は青春というモラトリアムに疑義を感じ始めるのだ。人生で人が最も輝いて見えるときであり、最も狂気や死が近くに忍び寄るときでもある。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4映画青年がその知識と経験を結集した「越えられない処女作」の典型であり、その事を身に沁みて判っていた青年は、ヒポクラテスからヒポクリトへと華麗なる転進を遂げたかに見えたが、バブル崩壊を待つまでも無く哀れ撃沈した。切実でいい話である。仏映画のポスターを背に”モア”なんか喫ちゃってるアゴ割れ女に、初めは反感を抱いたが、予想外に可愛い女で驚き感動した。 (町田)[投票(1)]
★4現在も映画を量産し続ける中毒監督大森一樹唯一の傑作。悲しいかな彼は自らが持ち得る才能の全てをこの1本に注ぎ込んでしまった。 (ナム太郎)[投票(1)]
★380年は遠くになりにけり。030804 [review] (しど)[投票(3)]
★3私は誰にも薦める気が湧かないけれど、良い映画ではあるんだろうな。 [review] ()[投票(2)]
★3「医者映画」とも「映画医者」ともつかない内容が等身大でいいな。それにしても鈴木清順の役名が「南部麒六」ってのが笑える。[Video] (Yasu)[投票(1)]
★3群像劇として良く出来てるが、ちょっと長い。もうちょっと切れない?内藤剛志阿藤海がうるさい。ラストの伊藤蘭が唐突。'80年当時の京都の街並が興味深い。手塚治虫が医者役で出ていてビックリ。['08.7.29ラピュタ阿佐ヶ谷] (直人)[投票]
★2笑えないし、観てて恥ずかしい。中高年俳優の若かりし頃を見るためだけなら楽しめる。 (モン)[投票]
Ratings
5点13人******.
4点60人******************************
3点36人******************
2点7人***.
1点2人*
118人平均 ★3.6(* = 2)

[この映画が好きな人]

POV
ATG映画の奥は深いぞ (町田)[投票(14)]最後のアウトロー 追悼、原田芳雄 (ぽんしゅう)[投票(11)]
時代の痕跡ーATG公開作品(80・90年代篇) (ぽんしゅう)[投票(6)]超長編映画(180〜300分以上) (TOMIMORI)[投票(6)]
ヒポクラテスたち (死ぬまでシネマ)[投票(5)]むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう)[投票(4)]
ディア・ドクター (ぽんしゅう)[投票(4)]「私小説」ならぬ「私映画」(自伝的映画)のススメ (いくけん)[投票(4)]
アン・ドゥ・トロワ それぞれの道 (けにろん)[投票(2)]この本も一緒に読んでみて! (にゃんこ)[投票(1)]
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