コメンテータ
ランキング
HELP
ジャン・リュック..
************
チャップリン
************
小津安二郎
************
ヒッチコック
************
ジャッキー・チェ..
************

ドレミファ娘の血は騒ぐ (1985/)

The Excitement of the Do-Re-Mi-Fa Girl

[Drama]
製作荒井勝則 / 山本文夫
監督黒沢清
脚本黒沢清 / 万田邦敏
撮影瓜生敏彦
美術星埜恵子
音楽東京タワーズ / 沢口晴美
出演伊丹十三 / 洞口依子 / 麻生うさぎ / 加藤賢崇 / 岸野萌圓
あらすじ「あの〜吉岡さん知りませんか?」。高校の先輩をたよって上京した秋子(洞口依子)は、広い大学のキャンパスのなか吉岡を捜していた。あっちを尋ねては、こっちを覗く。そこで目にする学生達は、自由奔放のようであり、無責任のようであり、秋子にはまるで不思議の国のよう。やっと見つけた吉岡は、部室でエッチの真っ最中。秋子にはまったくの無関心で高校時代とは別人のようになっていた。落胆して帰郷しようとした秋子の前に、心理学部教授・平山(伊丹十三)が現れる。平山は「恥ずかしさ」の研究で、独自の理論を打ち立てようと野心を抱いていた。そのためには「とても恥ずかしい人体実験」が必要なのだ。(80分/カラー/ビスタサイズ) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全25 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5単なるゴダールコピーに終わってないのが凄い。この自主制作映画と見紛うような青臭さがたまりません。徹底して「意味」から遠ざかり、ひたすら運動そのものにまい進する、懸命に活劇を撮ろうとする姿勢が愛おしい。照明も既にして良い。 (赤い戦車)[投票]
★5大学という異空間に集まった人々の不思議な世界。ちょうど学生の頃,この作品を観ることができたのは幸せだったと思う。 [review] (ワトニイ)[投票]
★4なんちゃってゴダールって感じで拙いんだけど、この拙さがいとおしく感じるというか、少なくともカメラを回すことへの情熱みたいなものはビンビン伝わる。だから、これは紛うことなき青春映画なのかもしれない。作り手の青春時代を感じさせるという意味で。 (太陽と戦慄)[投票(3)]
★4「でたらめであること」に得々としたさまには若干の虫酸が走る。加藤賢崇もどうも苦手だ。麻生うさぎの『神田川淫乱戦争』にも増して闊達な躍動感に救われている部分は大きい。ミュージカルも麻生パートに限って面白い。麻生にしても洞口依子にしても、自己顕示を捨てた境地で育まれる奇妙さがよいのだ。 [review] (3819695)[投票(2)]
★4無謀なまでに無防備な「才気走った新人のデビュー作」。「なんかわからんけどスゴイ!」というのはゴダールに対する褒め言葉だが、この無闇に意味不明なタイトルからして「なんかわからんけどスゴイ!」。 ()[投票(2)]
★4黒沢清のほぼ原型。黒沢がいかに“意味”を嫌う監督であるかが良くわかる。そして洞口依子室井滋みたいにならなっかったわけも、なんとなくわかる。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4なんでさあ、今の洞口さんてさあ、所帯じみちゃったんでしょう(涙)。 あの輝ける妖精が・・・・・。 [review] (hiroshi1)[投票]
★4当時の大学生の風潮をうまく映像化していると思った (にゃんこ)[投票]
★4エロ映画だと思って見たら肩透かしを食らった。ミュージカル?と映画の融合、、てなほどだいそれたものでもないが。いい意味で力の抜けたような作りが好き。 (蒼井ゆう21)[投票]
★4恐ろしいほどしょぼいミュージカルシーンだけ20回ぐらい見た。 (あおのり)[投票]
★4これ「青春映画」というべきですね。黒沢清の思いが伝わります。伊丹十三も若いねえ。 [review] (ちわわ)[投票]
★380年代的、なんだろうナぁ。 [review] ()[投票(4)]
★3冒頭と収束だけ凄まじく充実している。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★3黒沢監督の映画で感じる、これ以外には有り得ないだろうという被写体とカメラの距離は、この映画にはまだ無い。構内を歩く洞口依子は良い。 (夢ギドラ)[投票(1)]
★3いい意味で学生映画的。計算された軽佻浮薄さの裏に潜む「映画」への憧憬がいい感じに青臭く出ています。ていうか洞口依子のロリぶりはヤバすぎ。 (crossage)[投票(1)]
★3薬師丸ひろ子(『セーラー服と機関銃』)とブラームスバッハ小津安二郎ゴダール(『カラビニエ』)へのオマージュ?!(まだあるかも) (熱田海之)[投票]
★3元は成人映画、らしい。しかし、そのカットされたエロシーンを見なくともこれを観た男の観客が本来の目的を達成できなかったのはわかる。ゴダールの作品は舞台劇並の「これは絵空事ですよ」の割り切り方が特徴だけど、こういう四畳半っぽい世界でやられてもなあ。「わだば日本のゴダールになる」と言ったか言わぬか、その後、フツーの監督さんになってくれたのは良かった。 (tkcrows)[投票]
★3オレの血は騒がなかった。[Video] [review] (Yasu)[投票]
★3ゴダールの影響云々は良く分かる・・・っつーかゴタール伊丹十三の魅力が満載。 (マッツァ)[投票]
★2エッチな気分になりたいというだけで観た記憶あり。しかし、娘の奇行(僕にはそう見えた)は僕の理解の範囲を遥かに超え、途中から観るのも辛くなったという記憶も残っている。 (大魔人)[投票(1)]
★2脈絡や絵の魅力を見出だせない。これなら洞口依子の写真集を見てた方がマシじゃないか。 (G31)[投票]
★2この作品自体が監督自身の「恥ずかしさ」の研究に格好の素材になっているような。 (TOMIMORI)[投票]
★2悪趣味なエロ満載。あの実験はどうなれば成功なんでしょうか?ちょっと悪ふざけがすぎます。気持ち悪かった。 (mize)[投票]
★2えくすたしーの表現が“風”ってのが面白かった。処女と非処女は見た目では分からない(笑)。 (TOMOKICI)[投票]
★1成人映画からの再編集ですが、カットされた部分が気になります。 (しど)[投票]
Ratings
5点7人*******
4点23人***********************
3点34人**********************************
2点18人******************
1点5人*****
87人平均 ★3.1(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
エンドクレジットが終わるまで席を立たないで (アルシュ)[投票(18)]君はデレカンを見たか! (ぽんしゅう)[投票(14)]
わたしの愛した丸顔女優たち (寒山拾得)[投票(6)]女性のオ・カ・ズ!? (にゃんこ)[投票(2)]
エロでバカだがピュア=男である ()[投票(1)]小津安二郎へのオマージュ (熱田海之)[投票]
Links
IMDBで検索The Internet Movie Database
検索「ドレミファ娘の血は騒ぐ」[Google|Yahoo!(J)|goo]
検索「The Excitement of the Do-Re-Mi-Fa Girl」[Google|Yahoo!]