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銀座二十四帖 (1955/)

監督川島雄三
脚本柳沢類寿
原作井上友一郎
撮影横山実
出演河津清三郎 / 月丘夢路 / 江川美奈子 / 相馬幸子 / 小夜福子 / 北原三枝 / 三橋達也
あらすじ東京で料亭を開いている和歌子(月丘夢路)は、終戦前に大陸で暮らしていた少女時代に描いてもらった肖像画を大切に持っていた。この絵のサインを頼りに、描いた人物を捜す和歌子だが、続々と名乗り出てくる者、みなニセ者ばかり。銀座の顔役である花屋・コニイ(三橋達也)も和歌子に協力し、絵の描き手の「五郎」なる人物を捜しまわるのだが…。[117分/モノクロ/スタンダード] (Yasu)[投票]
Comments
全9 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5これって『第三の男』…?(笑)当時の銀座の風俗が面白い。クレジットされていない森繁久彌が主題歌とナレーション担当。ニセ黄門から本物に出世した佐野浅夫三橋達也の弟分を演じている。浅丘ルリ子も出ているよ。 (さいもん)[投票]
★4月丘夢路を中心にメロドラマの極が最初出来上がる。それが次第に、三橋達也軸のサスペンスの極に溶けていく。なんと洒落た展開! 少女たちが暮らす清らな街であると同時に、画廊の街、花街でもあり、暗黒街でもある変幻自在の銀座の魅力が迸る。 (ジェリー)[投票]
★4服部時計店のショットから始まる。タイトルバックの歌とナレーションは森繁久彌。東京銀座や、大阪ミナミなどの当時の記録として面白がるだけでは勿体ない、素晴らしい映画。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4洒落た、展開も小粋なフランス映画風で楽しい。謎解きもかなり面白く、銀座風俗も今となってはとても貴重だし、森繁の学術的ナレーションもエスプリが効いている。第三の男のパロディーもあり、映画の楽しさにどっぷり使ってしまった。川島の隠れた秀作。 (セント)[投票]
★4日活時代の川島雄三の映画は変に気取ってなくて、いびつながら乗りもほどほどで、割と素直に楽しめる。これもその一つ。 (熱田海之)[投票]
★4森繁の銀座解説漫談ナレーションが妙な味。北原三枝が 若さいっぱいの輝き。 水の江滝子の僥倖も。 [review] (マグダラの阿闍世王)[投票]
★4最後で唐突にサスペンスタッチになってしまうのがアレだけど、でもこっちの予想を見事に裏切ってくれる展開がいいなあ。大坂志郎がなかなかの儲け役。当時の銀座の様子も興味深い。[Video] (Yasu)[投票]
★3森繁の映画ジョッキーの見事さで語り継がれるべき作品。「東京は日本の植民地」「銀座の電気使用量は秋田市と同じ」「サヨナラだけが人生」。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3妙なサスペンス(?)映画に仕上がっている。三橋達也の若輩ぶりがなぜか逞しく見える。でも川島の作品って脈絡が無くて素敵すぎ。 (入江たか男)[投票]
Ratings
5点1人*
4点8人********
3点4人****
2点0人
1点0人
13人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
戦後日本社会 (さいもん)[投票(2)]
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