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詩人の血 (1930/仏)
Le Sang D'un Poete
[Thriller]
製作 | シャルル・ド・ノアイユ |
監督 | ジャン・コクトー |
脚本 | ジャン・コクトー |
撮影 | ジョルジュ・ペリナール |
音楽 | ジョルジュ・オーリック |
出演 | リー・ミラー / ポリーヌ・カルトン / エンリケ・リベロ |
あらすじ | パリの街中で巨大な煙突が崩壊する…。その僅か数秒の間の出来事。詩人(エンリケ・リベロ)が描いた絵の人物が笑い手で消すと口は手に付き水で洗うと悲鳴を上げる。そして、彫刻(リー・ミラー)は口を与えられ覚醒する…。当時の仏サロンの芸術愛好家のパトロンのド・ノアーユ子爵から与えられた1万フランで製作された4話のイメージ集からなるコクトーの映画処女作。ブニュエルの『黄金時代』も同時に製作された。 (けにろん) | [投票] |
コクトーが甦って今の映像技術を目にしたら、少年のように喜ぶでしょうね。 [review] (ルッコラ) | [投票(1)] | |
たぶん直訳なのだろうけど、まずタイトルにしびれる。コクトーだからこそ嫌味にならないのだけど。ところで、これってスリラーだったの? (tredair) | [投票] | |
ある詩人の一瞬のイメージの経過。ある詩人とは勿論ジャン・コクトー本人だ。一瞬であることを崩れ落ちる塔で表現したところは今となっては幼さに感じてしまう。この映画はコクトーの後々の作品との強い関連性が見える。言い換えればこの処女作の時点で映画作家コクトーの特質が決定していたということだ。 (ゑぎ) | [投票] | |
映画のための実験と言うよりは、実験のための映画。 (リーダー) | [投票(1)] | |
まだ映像を御しきれていないような気がする。 (24) | [投票] | |
例えばメリエスの『月世界旅行』に違和感を感じず本作に感じるとするなら、全ては技術との調和の問題なのだ。コクトーの描きたいものにシンパシーは感じないが映像表現者として意識レベルだけは時代の先を行きすぎていた。総体は瓦解し無惨である。 (けにろん) | [投票] |
Ratings
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6人 | ||
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計 | 24人 | 平均 | (* = 1)
POV
アヴァンギャルド映画の世界へ (24) | [投票(4)] |
Links
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