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アメリカの息子 (2019/米)

American Son

製作総指揮	ケリー・ワシントン / ピラー・サヴォン / ジェフリー・リチャーズ / レベッカ・ゴールド
製作	ケニー・レオン / クリスティン・バーンスタイン / クリストファー・ディーモス・ブラウン
監督	ケニー・レオン
脚本	クリストファー・ディーモス・ブラウン
原作	クリストファー・ディーモス・ブラウン
撮影	クレイマー・モーゲンソー
美術	デレク・マクレイン
音楽	リズベス・スコット
衣装	ジェニファー・サリム
特撮	ジョセフ・ガリオーネ
出演	ケリー・ワシントン / スティーヴン・パスクエイル / ジェレミー・ジョーダン / ユージーン・リー

あらすじ

高校生の我が子ジャマールが行方不明だ。黒人の主婦ケンドラ（ケリー・ワシントン）は気が気でなく、マイアミ警察を早朝訪れた。対応に当たった白人警官ラーキン（ジェレミー・ジョーダン）は愚直に、自分は知らない、報告を受けていないと繰り返すばかりだった。そこへジャマールの父でFBI捜査官の白人スコット（スティーヴン・パスクエイル）が飛んでくるが、彼はごく最近ケンドラと離婚したばかりであり、彼女の口調も責めるようなものになってゆく。ラーキンは上司ストークス警部補（ユージーン・リー）を待てというばかりだ。そんな中、ジャマールについての僅かな情報が伝わってくる。〔90分〕 (水那岐)

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★3

アメリカの人種差別的な空気を肌で知っていないと、ケンドラの口調はひどく陰険で挑発的であり、警官が「ビッチ」と吐き捨てるのも仕方なかろうと思えてしまう。多分ここで黒人でない観客が、一見良識者である警官やもと夫に肩入れしたくなる効果を、監督は狙っているのだろう。それは判るが、結局その問題提起だけに終始しているように感じられた。ちょっと演出が弱い。 (水那岐)

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3点	1人	*
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計	2人	平均 ★3.5(* = 1)

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