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マイスモールランド (2022/日=仏)
Welatê min ê biçûkMy Small Land
[Drama]
製作総指揮 | 濱田健二 |
製作 | 河野聡 / 小林栄太朗 / 潮田一 / 是枝裕和 / 依田巽 / 北原栄治 |
監督 | 川和田恵真 |
脚本 | 川和田恵真 |
撮影 | 四宮秀俊 |
美術 | 徐賢先 |
音楽 | ロット・バルト・バロン |
衣装 | 馬場恭子 / 中村祐実 |
出演 | 嵐莉菜 / 奥平大兼 / アラシ・カーフィザデー / リリ・カーフィザデー / リオン・カーフィザデー / 藤井隆 / 池脇千鶴 / 韓英恵 / 板橋駿谷 / サヘル・ローズ / 平泉成 / 吉田ウーロン太 / 田村健太郎 / 池田良 / 新谷ゆづみ / 小倉一郎 |
あらすじ | 埼玉の高校に通うサーリャ(嵐莉菜)は難民申請中のクルド人一家の長女だ。すっかり日本社会に溶け込み友人たちと屈託なく過ごす。父(アラシ・カーフィザデー)は民族の誇りを失わないように祖国の習慣を重んじて暮らすが、中学生の妹(リリ・カーフィザデー)は日本語しか分からず小学生の弟(リオン・カーフィザデー)も学校に馴染めずにいた。サーリャは進学資金のため、父に内緒で川向こうの東京のコンビニでアルバイトをしていた。そんななか難民申請が却下され一家の在留カードは無効となり就労も県外への移動も禁止されてしまう。外国人の子供たちの帰属の揺れを描く川和⽥恵真の商業映画監督デビュー作。(114分) (ぽんしゅう) | [投票] |
壮大なる私小説的映画作品の妙。 (ひゅうちゃん) | [投票] | |
一家は「生存」に関する権利も保証も得られない深刻な状況に晒され続けているのだが、といって毎日の「暮らし」が猶予されるわけではない。まして成長、すなわちアイデンティティの形成途上にある子供にとって、描かれるどの逸話も日々の「あるある」なのだろう。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] | |
日本の出入管移民法関連の立ち遅れ、未整備は目を覆うばかりだ(2023.6改正はされた・・が。)。作者は政治色を排したかったようで、主張を声高く叫ぶこともなく、激しいシーンも抑え、ただ々高三女子の現状を綴った。啓発映画として良作だ。 (KEI) | [投票(1)] | |
主人公演じる少女は頑張っていたと思う。ふと、こんな子がこんな顔でこんな状況を実際に生きているのかも知れない、などと感じさせられる瞬間はある。 [review] (鷂) | [投票(3)] | |
四宮秀俊+秋山恵二郎の作品という部分で惹きつけられ見る。これに関しては、とても満足感が得られた。屋内、例えば洗面所の場面(3回ある)の光の美しさ。学校の教室が最初に映るカットの俯瞰。あるいは、荒川の河川敷での夕暮れや、山間部の渓流のシーンなどなど。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] | |
主演の女の子がえらいキレイなんだけど(腰メチャ細い)、これほどキレイな女の子じゃないと我々は同情さえしないんだ。うすぎたねえクソガキなら、わしゃ知らんがなとなる。この突きつけられる自分の冷酷さ。 [review] (ペンクロフ) | [投票(3)] | |
難民申請の理不尽や入管の非人道といった問題と主人公のアイデンティティの揺らぎの話がうまくリンクしていないので、あれこれ触れてみただけに終わる。彼女と彼氏が向かう何処かにある希望か絶望。これは本ちゃん前の前日譚。問題提議の真摯さを了解の上で。 (けにろん) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 9人 | 平均 | (* = 1)
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