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バクラウ 地図から消された村 (2019/ブラジル=仏)
Bacurau
[Drama]
製作 | エミリー・レクロー / サイード・ベン・サイード / ミヒェル・メルクト |
監督 | クレベール・メンドンサ・フィリオ / ジュリアーノ・ドルネレス |
脚本 | クレベール・メンドンサ・フィリオ / ジュリアーノ・ドルネレス |
撮影 | ペドロ・ソテーロ |
音楽 | マテウス・アウベス / トマス・アウベス・ソウザ |
出演 | ソニア・ブラガ / ウド・キアー / バルバラ・コーレン / トマス・アキーノ |
あらすじ | バクラウという名のその村はブラジルの荒涼とした丘陵地にあった。村の長老である老婆の葬儀のためにテレサ(バルバラ・コーレン)は久しぶりにその村に帰郷する。もともと貧しかった村は、何故か行政から給水が止められ孤立し不穏な空気に満ちていた。葬儀のさなか取り乱したアル中の女(ソニア・ブラガ)が住民たちを激しくののしり、その後、謎めいた凄惨な事件が次々と起きる。上空には謎の飛行物体が出現し、やがて地図から「バクラウ」の名前が消され、ついに通信も途絶えてしまう。そんな村のはずれの廃墟には、謎の男(ウド・キア)が率いる英語で会話し、銃器で武装した集団がたむろしていた。カンヌ国際映画祭 審査員賞。(131分) (ぽんしゅう) | [投票] |
ミイラ取り物語の背景にナチズムまで敷衍する白人優越思想と数多の人種混血が形成したブラジル的世界観の相剋がある。そこでは無防備のフルチン爺いも舐めてかかるとドえらい目にあうのだ。純朴の下の強かや我欲の裏の高潔。食えない多面性が形成する諧謔味。 (けにろん) | [投票(1)] | |
設定は「西部劇」なのだがヒーローはいない。個人の「感情」描写は必要最小限に刈り込まれ、物語は唐突な「行為」の表出の連鎖を推進力に進む。現代に蔓延する理不尽な状況のもとで有効なのは行為の「意味」ではなく「行為」そのものだと映画自体が語りかけてくる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
印象的なディゾルブ繋ぎもあるが、主に時間経過はワイプで繋がれる。黒澤オマージュなんだろうな、と思う。プロットも『七人の侍』の設定を派生させたようなものだが、アクションシーンも簡潔だし、とても面白い。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
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