子供たちは見ている (1943/伊)
I Bambini ci guardano
The Children Are Watching Us
あらすじ | まだ子供のプリコの母親には愛人がいた。公園でプリコが遊んでいる間に、繁みで逢う2人。「僕がいなくなっても平気かい」「いいえ」「今夜ジェノバへ立つ。君も来てくれ、ほんの少しの勇気を出して」。プリコが来る。2人は別れる。その夜、夫がアパートの住民集会へ行った後、プリコを寝かしつけて、母親は家を出た・・・。明日、すべてが皆に分かった後、父親はプリコを母親の姉の店へ連れて行く。どうしても妹を庇う姉。父親は「プリコ、おばあちゃんの家へ行こう」と言う。しかしおばあちゃんも「私は静かに暮らしたいんだ」と迷惑そう。(もう少し続きます) [more] (KEI) | [投票] |
★5 | 後年の艶笑譚の予告のよう。戦争がなければこればっかり撮ったのだろうか。デ・シーカ印の健気な子役の混入が抜群。そして見事な見事なラスト。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 題材は昼メロだが、男女の心理描写がなおざりだとの評価は、ここでは当たらない。親達よりプリコの心理が重点なのだ。「子供が楽しく暮らせる社会(家庭)は、大人にもそうだ」。分かっていると誰もが言う(私もそうだ)が、本当か?もう1歩踏み込んでみるべきだろう。 (KEI) | [投票] |
5点 | 2人 | ** |
4点 | 2人 | ** |
3点 | 0人 | |
2点 | 0人 | |
1点 | 0人 | |
計 | 4人 | 平均 ★4.5(* = 1) |
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