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コリーニ事件 (2019/独)
The Collini Case
製作総指揮 | マルティン・モシュコヴィッツ |
製作 | クリストフ・ミュラー / カースティン・シュミットバウアー / マルセル・ハージェス |
監督 | マルコ・クロイツパイントナー |
脚本 | クリスティアン・チューベルト / ロバート・ゴールド / イェンス・フレデリック・オットー |
原作 | フェルディナント・フォン・シーラッハ |
撮影 | ヤクブ・ベジナロウィッチェ |
美術 | ヨーゼフ・ザンクトヨハンザー |
音楽 | ベン・ルーカス・ボイセン |
衣装 | ギオイア・ラスペ |
出演 | エリアス・ムバレク / アレクサンドラ・マリア・ラーラ / ハイナー・ラウターバッハ / フランコ・ネロ / マンフレッド・ザパトカ / ジャニス・ニーヴナー / ライナー・ボック / カトリン・シュトリーベック / ピア・シュトゥツェンシュタイン |
あらすじ | ドイツの現役弁護士でもあるフェルディナント・フォン・シーラッハの同名原作小説を映画化。原作出版後、ドイツはその小説で指摘された法的問題を検討する調査委員会を設置したとも言われる。2001年ベルリン、イタリア人のファブリツィオ・コリーニフランコ・ネロが、ドイツ大手企業経営者のマイヤーを射殺した。新米弁護士のライネンエリアス・ムバレクはコリーニの国選弁護人を引き受けたが、被害者がかつて父と慕い家族同然の間柄であったことを知る。それでも弁護士としての本分を果たそうと、コリーニに向き合うが、彼は殺害事実は認めても動機や被害者との関係も含めて何も語ろうとはしなかった…(123分) (シーチキン) | [投票] |
なかなか導入部から面白い。クロイツパイントナーは映画の仕組みを十分分かってる。そんなことを考えながら、どんどんミステリー仕立ての展開・幼馴染の恋人との恋愛を絡ませ、終局に持って行く技は褒められる。 [review] (セント) | [投票(1)] | |
すべてを背負って沈黙をたたえるフランコ・ネロが渋くて良い。法廷ものとしても二転三転するスリルがそこそこ楽しめる。 [review] (シーチキン) | [投票] | |
被害者の孫娘の台詞、「祖父がいなければあんた今頃ケバブ屋の店員よ」はとても酷い。世話になったんだからケツの穴を舐めろと言っておるのだ。負の連鎖で紡がれる歴史の悲惨を、思いっきり卑近な台詞に変換して象徴させている。立派だ。 [review] (ペンクロフ) | [投票(2)] | |
主人公の弁護士ライネンが被害者ハンス・マイヤーの家族と関わった、子供時代、青年時代のフラッシュバックが多い。あるいは、被告人コリーニとハンス・マイヤーとの因縁を見せる、第二次大戦中のイタリアでの出来事は、コリーニの陳述として描写される。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
現在と過去をガチャガチャと行き来する構成のせいでしょう、積み上がる何かに欠けている。取ってつけたラスト、もただがっかり。原作者の小説にある得体の知れない雰囲気も当然ながら、ない。フランコ・ネロとの再会は嬉しかった。 (動物園のクマ) | [投票(1)] | |
大過去・中過去と現在の因果関係を張り巡らせ周到な設計図を描き全てのキャラに過不足ない肉付けを施した如才なさであるが、その理数系的演繹手法では枠外の何かは入り込めない。相反する被害者への感情ベクトルが重なる過程では軋轢や葛藤があるはずなのだ。 (けにろん) | [投票] |
Ratings
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計 | 11人 | 平均 | (* = 1)
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