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風の電話 (2020/日)
[Drama]
製作総指揮 | 青村麻実 / 中西康浩 / 小金澤剛康 |
製作 | 宮崎大 / 長澤佳也 |
監督 | 諏訪敦彦 |
脚本 | 狗飼恭子 / 諏訪敦彦 |
撮影 | 灰原隆裕 |
美術 | 林チナ |
音楽 | 世武裕子 |
出演 | モトーラ世理奈 / 西島秀俊 / 三浦友和 / 西田敏行 / 渡辺真起子 / 山本未來 / 池津祥子 |
あらすじ | 9歳の時に東日本大震災で家族を亡くし、広島県の伯母(渡辺真起子)に育てられた高校生のハル(モトーラ世理奈)の心はまだ癒えていなかった。その伯母も病に倒れ、すべてを奪っていく運命に絶望したハルは、通りがかりの初老の男(三浦友和)とその老母に助けられ、着の身着のまま故郷の岩手県大槌町へ向かう。その道程で、気さくな妊婦(山本未来)の姉弟、車上で暮らす元原発所員(西島秀俊)と彼の福島の友人(西田敏行)、クルド人一家と同世代の少女、かつての同級生の母親との出会いを通して、さまざまな思いにふれるのだった。そして、大槌町にある亡くなった人に思いを伝えるための「風の電話」の存在を知るのだった。(139分) (ぽんしゅう) | [投票] |
死んだ魚の目の下に抑え込まれた身悶えするくらい喪われた家族が恋しい想いを開放する旅路。出会う大人たちは哀しみを背負い生きる様を慎ましやかに呈示するだけだが少女の中で何かが変わるやもしれない。真摯で透徹したトーンが全篇を貫くロードムービー。 (けにろん) | [投票(1)] | |
物語のなかの出来事が「現実」としてせまってこない限り、現実の惨事に遭遇した人たちが抱えた喪失感など描けるはずはなく、たとえ、その存在に救われる人たちがいるとしても、いささか寓話じみた「風の電話」という“実話”を題材にすることに私は懐疑的でした。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
広島の呉をスタートし、岩手の大槌町へ自動車で向かう映画。にも関わらず、これが意外とロードムービーにしないのだ。例えば、大阪も名古屋も東京も全くすっ飛ばして、いきなり埼玉に到着している(048局番の電話番号が掲載された看板が見える)。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
ほとんど脚本などあって、ないような作品だ、といえば日本では諏訪敦彦を思い出す。本作もまさにそういう感じです。そしていつもよりドキュメンタリータッチが強く、ほとんど思いつめたようなハルカの表情が全編を綴る。 [review] (セント) | [投票] |
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