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マルリナの明日 (2017/インドネシア=仏=マレーシア=タイ)
Marlina the Murderer in Four Acts
製作 | ラマ・アディ / ファウザン・ジドニ |
監督 | モーリー・スルヤ |
脚本 | モーリー・スルヤ / ラマ・アディ |
原案 | ガリン・ヌグロホ |
撮影 | ユヌス・パソラン |
音楽 | ゼケ・カセリ / ユーディ・アルファニ |
出演 | マーシャ・ティモシー / エギ・フェドリー / ヨガ・プラタマ |
あらすじ | 荒野の一軒家でひとりで暮らす美しい未亡人のマルリナ(マーシャ・ティモシー)。粗末な家の前には小さな墓と室内には夫のミイラがあった。そんな彼女のもとに強盗と強姦目的で盗賊一味が現れた。ところが、果敢なマルリナは男たちを毒殺し、首領のマルクス(エギ・フェドリー)の首を大ナタではねて殺してしまう。翌日、首領の生首をもってマルリナは出頭するために乗合トラックで警察へと向かう。同乗者は妊婦のノヴィ(パネンドラ・ララサティ)と甥の結婚式に向かう初老の女。そんな一行を首を取り戻すために残党のフランツ(ヨガ・プラタマ)が追ってくる。インドネシアの新鋭女性監督モーリー・スリヤの第三作。(95分) (ぽんしゅう) | [投票] |
巻頭音楽はなんと、ワルツ。ミイラ、生首、妊婦という究極のタナトスとエロスが当然のごとく“そこ”にあり、一軒屋内の小津視線は家族の自縛を、射るようなシャローフォーカスは強固な意志を、視線の主が存在しないかのような引き画は世間への諦観を思わせる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
女性を取り巻く過酷な現実は生首が腐らない説話的な無菌世界で封殺される。リアルな地獄とのたうち回るような怒りの発露でなく行者のような無常観が蔓延するなかで、男どもは須らくクソ野郎で、それでも女は新しい命を育むってのは形骸的な女性賛歌に見える。 (けにろん) | [投票(1)] |
Ratings
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計 | 4人 | 平均 | (* = 1)
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